米津玄師 掲載ページ

当て続けるという、メディアプロデュースに立ち返ることが大事だと思うけどね。かつてはそれがメディアとして機能していた時代があったんだから。米津玄師『 diorama』リリース▶で、次のトピックは米津玄師の『 diorama』。これってさっきのボカロ話でカヴァーできてる?有泉「そうですね。つけ加えるならば、米津君が象徴的なんですけど、ニコ動&VOCALOIDシーンでやってるアーティストの中には、今のバンドシーンにいる

Interview: Fullkawa Honpoいろいろな音楽を聴いてきた中で見えたロックというものの正体を自分なりのやり方で鳴らしたい。ロックの歪みだったり、暴力性だったりを凄く美しい音で、美しい言葉を使って表したいんですテキスト・撮影=有泉智子 HP fullkawa-honpo. com古川本舗はニコニコ動画で注目を集めたところから始まった、米津玄師らインターネットを主戦場とするアーティストが立ち上げたレーベル BALLOOMにも籍を置く音楽作家だ。 VOCALOID楽曲で世に登場した彼は、当時まだボカロ界では数少なかったポストロックやフォークトロニカ(アコースティックな音像と

独自のオルタナティヴ・ミュージックと言っていい。こういう形でこの特集を組もうと思ったきっかけは、やはり米津玄師だった。今年 5月にアルバム『 diorama』をリリースした際、 MUSICAでも異例の巻頭 10Pというヴォリュームでインタヴュー記事を掲載したアーティストだ。才能が迸るような音楽性はもちろん、孤独の果てから生きるということの本質を掘り下げ、世界と時代に対する鋭い洞察をも持った米津の作品