■特集 最先端ACLリハ――選手が満足する競技復帰への道
本誌114号で東京スポーツ整形外科研修会 第1回スポーツリハビリテーションワークショップの内容を紹介したが、そこで前十字靱帯(ACL)再建術後のリハビリテーションについて3人の理学療法士が発表している。ごく限られた誌面なので、量的に限定されたが、その内容は詳細に紹介したいものだった。今回、そこで発表された八木、今屋両先生と、京都で長くACLリハに携わってこられた吉田先生にも参加していただき、まずACLリハの要点をまとめ、続いて3氏による座談会で縦横に語っていただいた。
1 最先端ACLリハの実際――重要ポイントを整理する
八木茂典・東京医科歯科大学大学院運動器外科学分野 理学療法士
今屋 健・関東労災病院リハビリテーション科 理学療法士
吉田昌平・京都学際研究所附属病院リハビリテーション科 理学療法士
1.膝ACL損傷の疫学(八木)
2.ACLの機能(八木)
3.膝ACL損傷に対する保存療法と手術療法(八木)
4.術前リハビリテーションの重要性(今屋)
5.術式に応じたリハビリテーション(八木)
6.術後早期の正常歩行からジョギングへ(今屋)
7.膝ACL再健術後リハビリテーションにおけるエクササイズ(八木)
8.スポーツ選手の体力を考慮したアスレティックリハビリテーション(吉田)
9.スポーツ選手の動作を考慮したアスレティックリハビリテーション(吉田)
2 ACLリハの最前線を語る 上記3氏による座談会
Topic Scanning
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スポーツメディスンの内容
- 出版社:ブックハウス・エイチディ
- 発行間隔:月刊
- サイズ:B5
スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌
1989年10月、月刊トレーニング・ジャーナル創刊10周年に当たり、スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌として創刊。従来のスポーツ医学誌は、ドクターのみを対象とし、アカデミックな内容であったが、本誌はあくまで現場でスポーツ医学を実践する人を対象とするため、広い意味でのメディカル・スタッフとし、プラクティカルな内容を提供しています。従って、現場でできるスポーツ医学に焦点を当て、取材を重要視しています。知識としてのスポーツ医学より、「使えるスポーツ医学」。また、第14号より1つのテーマを徹底的に追求する特集主義をとり、スポーツ医学の世界で話題になっていることを60~90頁のボリュームで編集しています。スポーツ医学関連ニュースや話題の出来事、療法、施設、人物、製品なども紹介。
61号特集:呼吸
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