○ 北陸の自然遺産
「経ヶ岳の大規模崩壊」 福井県大野市 吉澤康暢
○ 自然人に会う
「生命たちが、支えあう。」 土遊野農場・橋本秀延さん・順子さん
自然という言葉を言いかえるなら、それはそこに生きる生命たちが支えあう場所と言えるかもしれません。人間も自然の一部であることを思い出させてくれる風景が、富山の里山にありました。
◎ 第一特集
いつの時代も愛され続ける
「さくら、咲く。」
神が宿る木として古くから大切にされてきた、そんな歴史があるから桜は時代を超えて愛され続けられています。この特集では人の心を捉えて離さない桜の魅力を探ります。
● さくらさくみち
坂本善昭
● さくらに夢かけた自然人
太平洋と日本海を結ぶ「さくら道」。今も生きる佐藤良二さんの心
● 北陸で見られるサクラ
染井吉野だけが桜じゃない。北陸のサクラ図鑑
千木容(石川県林業試験場)/文 矢田豊/写真
● 兼六園に見る桜の変遷
下郷稔
● 名桜に会いに行こう
樹齢数百年。歴史をずっと見続けてきた老樹に出会う
● さくらまつりへ出かけよう
富山・石川・福井、満開の桜の下で行われるイベント
○ くらしの拡大鏡「幻のチューリップ」 奥野達夫
○ 新連載 森の學び舎「共生モデルが未来を開く」 トヨタ白川郷自然學校校長稲本正
○ 奇想天外!身近な自然 小さな花たちが押しくらまんじゅう 太田道人
○ 雷鳥物語 森勝彦
○ 日本海のクジラ「下安原に漂着したミンククジラ」 国本昭二
○ 大いなる自然、母なる川「手取川の植生」 古池博
○ 暮らしの中でハーブを楽しもう「ダンデライオン」 鯉野叔子
○ ぐるっと白山 見晴らしハイク「奥獅子吼山」 栂典雅
○ 生活の中の動物園「クマ騒動と看板編」本谷文雄
◎ 第二特集
「春にだけ咲く花、春にだけ舞う蝶」
早春のほんの一時期に、芽を出し花を咲かせ実を結ぶ植物があります。おなじく、春の一時期にだけ現れるチョウたちがいます。これらの生きものは、「春のはかない命」の意味をもつスプリング・エフェメラルと呼ばれています。今回は、スプリング・エフェメラルの代表格、カタクリとギフチョウを取り上げ、その生態を紹介します。
● カタクリ~スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物~
長井幸雄(富山県総合教育センター)
● 春植物図鑑
長井幸雄
● 春の舞姫・ギフチョウ
富沢章(石川県ふれあい昆虫館)
● ナチュラリストおすすめ!春植物に会える場所
富山編:増田準三(NPO法人立山自然保護ネットワーク)
石川編:柳生敦志(石川県自然解説員研究会)
福井編:石本昭司(福井県ナチュラリストリーダー)
○ 暮らしのヒント マネープラン
○ 食いしん坊が行く「富山のはちみつおじさんを訪ねて」 西田一彦
○ 大人の遠足「河北潟界隈ぐるり小紀行」 中山泉介
○ レッツ・エコライフ「『摘み菜の天ぷら』をつくろう」 金沢エコライフ工房
○ 楽しい仲間 サークル&団体情報
○ 北陸フィールド情報 イベント掲示板 2005年3月~2005年5月
○ 読者交流広場 We love 自然人
自然人の内容
- 出版社:橋本確文堂
- 発行間隔:季刊
富山・石川・福井の豊かな自然とともに暮らす楽しみをお伝えします。北陸在住か出身の方におすすめの一冊。
『自然人』は、石川・富山・福井に密着したタウン誌です。しかし普通のタウン誌ではありません。北陸は全国的に見ても自然が豊富といえます。北陸の魅力を語る上で「自然」を抜きにはできません。本誌では、知的好奇心をくすぐる北陸の自然や環境の話、自然に育まれた人と文化、さらに自然に触れあう小さな旅やイベント案内など、「自然」をキーワードにして、北陸の魅力を探り、再発見していきます。いわゆる、旅行雑誌や旅行ガイドブックでは見えてこない、真の北陸の魅力をお伝えします。
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