◆表紙/SPECIAL PROGRAM
魅せられて、歌謡曲(58ページ)
〜アコギ目線で紐解く、70〜80年代ポップスの魔法
これまで日本のフォーク・シーンなど幾多にわたって特集してきたアコースティック・ギター・マガジンだが、101号目となるリニューアル・イシューでは、その後の日本のポップスを確立させた“歌謡曲”をフィーチャーする。誰もが口ずさめ、最高にキャッチー。特に歌謡曲黄金時代とされる70〜80年代は、『ザ・ベストテン』、『夜のヒット・スタジオ』などの人気テレビ番組の影響もあってか、日本全国古今東西、老若男女の心をつかむヒット曲で溢れていた。近年は“和モノ”というくくりで若い音楽好きにも注目されることに。ゴージャスになっていく歌伴サウンドの中で、アコースティック・ギターがどのような存在であったのか、それを支え続けた名手たちの回想録などから、歌謡曲とアコースティック・ギターというテーマで深堀りしていく。歌謡曲、お好きでしょ?
・インタビュー:野口五郎、松崎しげる、瀬尾一三(編曲家)
・歌謡曲ギタリスト四天王の足跡 石川鷹彦、吉川忠英、笛吹利明、安田裕美
・演歌界のファースト・コール、斉藤功を直撃、弾きたい歌謡曲名イントロ14連発!など
◆THE INSTRUMENTS
うるわしのエレアコ黎明期
〜歌謡曲/ニューウェーブ・シーンを彩ったエレクトリック・アコースティック(10ページ)
歌謡曲/ニューウェーブが流行り始めると、テレビでの演奏シーンが増え、ライブもホールやスタジアムなど大音量が必要となっていく。そこで、アコースティック・ギターもアンプリファイドしていく必然性に駆られる。1968年登場のオベーションを先駆者として、ヤマハが1972年にFG-350Eを発表、1978年にはエレアコの代表格タカミネも参入し、モーリス、アリア、ヤイリギターなど国産メーカーもそれぞれにエレクトリック・アコースティックという分野を研究し、さまざまなエレアコ・モデルを開発していく。この時の試行錯誤があってこそ、現在のエレアコの進化につながっているのである。当時、各メーカーがどのように切磋琢磨していたかを追う。
◆PLAYING KNOW HOW
名曲がいっぱい! ソロ・ギターで愉しむ歌謡曲feat.松井祐貴
(16ページ/WEB連動)
歌謡曲の伴奏だけ抜き出してみると必ずしもアコースティック・ギターが主役なわけではない。だが、楽曲の骨子を抜き出してみると豊潤な歌曲が多く、ソロ・ギターにしても最高な音楽ジャンルと言えよう。そんな名曲たちを、フィンガースタイルの名手・松井祐貴にソロ・ギター・アレンジしてもらった。
「異邦人」久保田早紀
「青い珊瑚礁」松田聖子
「さよならの向う側」山口百恵
「ルビーの指環」寺尾聰
◆INTERVIEW
ベラ・フレック&アビゲイル・ウォッシュバーン
こーじゅん
◆EVENT REPORT
本誌通巻100 号記念 押尾コータロー/沖仁“ONE NIGHT SESSION ”@ビルボードライブ東京
エリック・クラプトン・ヨーロッパ・ツアー2024
モーリス・フィンガーピッキングデイ2024 AGM賞インタビュー:上東裕嗣
サウンドメッセ in OSAKA 2024
◆連載セミナー 見直してみよう!アコースティック・ギター基本の"キ"
・(YouTube連動)Dr.キャピタル アコギで学ぶ音楽理論講座(第14回)
・(YouTube連動)沖仁 フラメンコ・ギターじゃなきゃダメなんですか?(第15回)
・(YouTube連動)齊藤ジョニー 現代ブルーグラスのフラットピッキング革命(第8回)
◆GEARS
ショップ・レポート Tripper’s Guitars
●高田漣のFolk Days Memories 最終回
●麻田浩の"ロックじゃなくてブルーグラスを聴こう 最終回
● にっぽんのギター工房〜第85回:Kaoru Acoustic Craft/中島馨
● DIYキットでアコースティック・ギターを作ろう 第14回
● アコワドの部屋へようこそ presented by Last Guitar 第3回:アントワン・デュフォー
● 買えるアコギの博物館 Blue-Gに行こう! 第12回:サイラス・ギターズ
●【リニューアル】ニューギア・サウンド・チェックfeat.井草聖二
●バックナンバー/バックナンバー常設店リスト
◎特別歌本小冊子(32ページ)
AGM SONG BOOK Vol.15
「魅せられて」ジュディ・オング
「木綿のハンカチーフ」太田裕美
「時の過ぎゆくままに」沢田研二
「秋桜」山口百恵
「かもめが翔んだ日」渡辺真知子
「飾りじゃないのよ涙は」中森明菜
「カナダからの手紙」平尾昌晃&畑中葉子
「グッド・ラック」野口五郎
「ダンシング・オールナイト」もんた&ブラザーズ
「悲しい色やね」上田正樹
「ワインレッドの心」安全地帯
「Tシャツに口紅」ラッツ&スター
「時代」中島みゆき
アコースティック・ギター・マガジンの内容
- 出版社:リットーミュージック.
- 発行間隔:季刊
- 発売日:1,4,7,10月の27日
アコースティック・ギターにかかわる旬な情報が満載の専門誌
1993年に発行されたムック「アコースティック・ギター」を起点としたアコースティック・ギター専門誌。アコースティック・ギタリストのための専門誌であると同時に、“アコースティック・ギターの総合誌”として
“アコースティック・ギター”をキーワードに関わる人・もの・情報を出来る限り広くかつ深く取り上げています。
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