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  • 雑誌:地平
  • 出版社:地平社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
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地平 2024年9月号 (発売日2024年08月05日)

地平社
大特集「ジャーナリズムをさがせ」、私たちもメディアとしての矜持をもって臨みます。

地平 2024年9月号 (発売日2024年08月05日)

地平社
大特集「ジャーナリズムをさがせ」、私たちもメディアとしての矜持をもって臨みます。

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地平 2024年9月号 (発売日2024年08月05日) の目次
  • 紙版
  • デジタル版

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  • デジタル版
★知層 News InDepth
スターマー労働党政権の誕生――中道政党の復権とそのジレンマ 今井貴子(成蹊大学)
混乱つづくハイチ――秩序回復は可能か 山岡加奈子(JETRO主任研究員)
人を不幸にする自由はない――統一教会「念書無効」最高裁判断 藤田庄市(ジャーナリスト)
強制不妊手術という差別と加害――旧優生保護法最高裁違憲判決 上東麻子(毎日新聞)


★大特集:ジャーナリズムをさがせ
〈「朝日新聞の9.11」から10年〉朝日新聞で何が起きていたのか――吉田調書報道取り消し事件の当事者として 宮﨑知己(ジャーナリスト)
〈「朝日新聞の9.11」から10年〉お笑い朝日新聞劇場 木村英昭(ジャーナリスト)
〈新連載 ルポ〉やめ記者 第1回 記者と名乗るのが恥ずかしい 下地由実子(ジャーナリスト)
〈匿名座談会〉テレビにおける報道の壊滅をめぐって
メディアの人権意識はなぜ欠如しているのか――国際人権と英国からの視点 藤田早苗(エセックス大学人権センターフェロー)
権力監視を放棄する「オトコ」のジャーナリズム 李美淑(大妻女子大学)
〈座談会〉ジャーナリズムの器はどこに? 南 彰・立岩陽一郎・國﨑万智
〈最終回〉第三のジャーナリズム(第3回)身体に発するコトバ 花田達朗(社会科学者)


★シリーズ コトバの復興
シマとコトバ 崎山多美(小説家)


★特集2:核廃絶への意志
ルポ・広島市――平和都市に足りない「何か」を見つめて 宮崎園子(フリーランス記者)
〈インタビュー〉被爆を世界で語りつづけて――若い人たちへ 橋爪 文(詩人)・佐藤ゆう(一橋大学大学院)
世界の核兵器はどうなっているか――アメリカ科学者同盟のリポートから 田窪雅文(ウェブサイト「核情報」主宰)


★単発記事
もう一つの「ガザ日記」――奇跡のプレスハウスとジャーナリストの犠牲 デイビッド・ペッグ、フーダ・オスマン、マニシャ・ギャングリー 訳=中野真紀子
学術会議への権力介入——任命拒否から法人化へ 佐藤 学(東京大学名誉教授)
危機の時代のインフレ対策 イザベラ・ヴェーバー(マサチューセッツ大学アマースト校)
〈訳者解説〉気鋭のプログレッシブによるインフレ論 朴勝俊(関西学院大学)


★連載
〈ルポ〉薬と日本人(第3回・最終回)薬漬けマーケティング 山岡淳一郎(ノンフィクション作家)
〈ルポ〉司法崩壊 第3回 原子力ムラに食い込む巨大法律事務所 後藤秀典(ジャーナリスト)
〈ルポ〉震源地からの伝言 珠洲原発を止めた人々 第2回 土地と人の心をめぐる闘い  七沢 潔(ジャーナリスト)
〈ルポ〉会社をどう罰するか 第3回 ネクスコ中日本 笹子トンネル天井板崩落事故(3) 樫田秀樹(ジャーナリスト)
〈ルポ〉ウクライナ通信 第3回 女性記者を襲った2度目の砲撃 尾崎孝史(写真家)
〈抄訳〉反革命――極右運動のグローバルな台頭 第2回 グローバルノースの極右運動 ウォールデン・ベロー(社会学者)
フッ素の社会史 PFAS問題の淵源 第3回 毒ガスと農薬 天笠啓祐(ジャーナリスト)
台湾・麗しの島だより 第3回――移行期正義の練習帳③歴史の偉人を再検する 栖来ひかり(文筆家)


★書評:Independent Book Review
テレビは死なない――政治介入への抵抗 長井 暁(ジャーナリスト)
個と場と本 第3回 戦争を語り継ぐ――『戦争のかけらを集めて――遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践』 小林えみ(編集者)
編集部のイチオシ新刊


Sounds of World 第3回 ザ・スミス 石田昌隆(フォトグラファー)
〈読者投稿〉読者の地平
編集後記
【大特集】ジャーナリズムをさがせ

 私たちは、いま、ジャーナリズムの焼け野原に立っている。
 私たちの目と耳であり、口であるべき全国紙やテレビなどのマスメディアは、もはや訊くべきことを訊かず、伝えるべきことを伝えず、強い者にますます弱く、弱い者にはますます冷たい。
 なぜ、こんなことになってしまったのか。
 ここではその最大の転機として、一〇年前の九月、朝日新聞の経営陣によって為された吉田調書スクープ記事の取消事件に注目し、あのとき何が起きていたのか、それはどのような意味を持っていたのかを、当事者に語ってもらう。
 残念なことに、マスメディアは、もはやジャーナリズムの器としては機能していない。
 だが、目をこらしてみると、新たなジャーナリズムの萌芽はいくつも生まれている。
 ネットメディア、地域紙などローカルメディア、雑誌などが、ゲリラ的に、より自由に、より活発に、新たなジャーナリズムの実践を試みている。
 ジャーナリズムは死なず、いま、新たな土から、より豊穣な実りがもたらされつつあるのかもしれない。
 その可能性を現実にするために、特集する。

表紙裏
Sounds of the World
目次と口絵、本扉
知層
もう一つのガザ日記
学術会議への権力介入
大特集 ジャーナリズムをさがせ
コトバの復興
核廃絶への意志
危機の時代のインフレ対策
反革命
連載
書評
Sounds of the World
読者投稿
編集後記

地平の内容

  • 出版社:地平社
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月5日
独自の深い論点で地球と平和を掘り下げる総合情報誌
熊谷伸一郎編集長のもと、地平社が2024年6月5日に創刊。「私たちがいま直面する危機、地球と平和の危機、民主主義の危機、生活の危機、人間どうしの関係性の危機に対して、コトバの力--私たちの力--を復興させ、あるべき議論の姿をとりもどし、新たな地平を切り拓きたい。/そのために、この雑誌を創刊する」。この創刊メッセージを胸に、ジャーナリズムとアカデミズムを架橋し、本当に伝えるべき情報を伝えていく雜誌として立ちつづけます。ぜひ、ご注目ください。

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