
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
今すぐ試し読み!
英語の勉強をがんばっている方は日本にもたくさんいますが、どのように勉強をしているでしょうか?
ENGLISH JOURNALは英語をただ勉強するのではなく、生きた英語をストーリーをつけて学ぶことで
より覚えやすく、心に刻まれます。
今回は、情熱や信念でその道を切り開いてきた女性たちの、心に残る言葉たちを紹介します。

Helen Keller[ヘレン・ケラー](1880-1968)の名言
What I am looking for is not out there. It is in me.
(探しているものは外ではなく、自分の内側にあるものです)
アメリカ、アラバマ州の名家に生まれたヘレンですが、幼い頃に出した高熱が原因で、視力、聴力、言葉を失ってしまいます。
アン・サリヴァンという献身的な家庭教師との出会いにより、ヘレンの人生は一変。
根気よく指文字などの指導を受け、やがて人とコミュニケーションが取れるようになります。
ヘレンの向上心はその後やむことはなく、障害をものともせず名門ラドクリフ大学へ入学し、文学士号を取得。
卒業後は生涯にわたって執筆や世界各国での公演など、精力的に活動しました。
この文では、what I am looking for(私の探しているもの)が長い名詞節になっています。
This is what I am looking for.(これぞまさに欲しかったものだ)のように使います。
Coco Chanel[ココ・シャネル](1883-1971)の名言
Nature gives you the face you have at 20. Life shapes the face you have at 30. But at 50 you get the face you deserve.
(20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生が形作る。でも50歳であなたにふさわしいものになる)
時代を超えて愛され続けるブランド『シャネル』の創始者。
フランスの南西部ソミュールという場所に生まれますが、母親の病死により、孤児院などの施設で幼少期を過ごすことに。
そこで磨いた針子のスキルを生かして、やがて洋品店で働くようになります。
友人に作った帽子が評判となり、1909年に本格的にビジネスを展開。
婦人服へのジャージー生地の導入や女性用スーツの概念など、
社会進出が進んでいた当時の世相とマッチして、世界のファッションに大きな影響を与えました。
shapeは名詞では『形』という意味ですが、動詞では『~を形作る』という意味になります。
shape a futureで『未来を形作る』のように使います。
deserveは『~にふさわしい』という意味で、You deserve it.(よく頑張ったね)のように使います。
本誌ではナタリー・ポートマンやレディー・ガガによる名言と、その解説も掲載されています。
こちらからお読みいただけます。
今すぐ試し読み!