
《部屋のあかりを見直そう》
照明でできる、居心地のいい部屋の作り方
家具のなかでも照明が一番好きだという、インテリアスタイリストの石井佳苗さん。
自宅のリビングには部屋全体を照らす大きな天井灯はないそうです。
その代わり、大きさも形も異なる照明があちこちに置かれ、
目を楽しませてくれるような部屋となっているそうです。
「日本の家は”一室一灯”で、暗くなると部屋全体を一気に明るくしてしまいがち。これだと部屋が昼間のような明るさになってしまい、脳が休まりません。複数のあかりを少しずつ点灯してやさしい光をつくってあげると、心身がリラックスすると思いますよ」
石井さんによる、部屋の明かりの見直しポイントの紹介!
照明の見直しポイント(1)
『昼と夜、両方の目的をかなえる照明を選ぶ』
「昼間は見て楽しむものとして、夜は必要な場所を照らすもの、または陰影を楽しむものとして。あかりを選ぶときは、両方の視点をもつことが大切です」
好きなデザインを選ぶと同時に、
点灯したときにどんな光になるか実際に試したり想像したりして選ぶと、
1日を照明というインテリアアイテムを楽しめるということです。
照明の見直しポイント(2)
『心休めるソファ脇は柔らかな光で』
夕方や夜にくつろぐソファの脇にはフロアランプを置くのがおすすめ。
存在感もあるので部屋の雰囲気もアップします。
「布や自然素材などのシェードのものを選んで。ふんわりと柔らかな光になるので、よりリラックスできます」
照明の見直しポイント(3)
『デスク作業には手元を照らす局部照明を使う』
パソコンをつかったり書きものをしたりといった作業の際におすすめなのは
全体をふわっと照らすのではなく、手元をしっかり照らしてくれる局部照明。
「よく見えるものはもちろん、きちんと照らすことで気持ちも作業モードに」
本誌ではほかにも上手な照明の使い方などがたくさん紹介されています!
部屋の雰囲気を変えたいとき、照明そのものや、位置を変えるとかなり変わりそうです。
ぜひこちらからご覧ください。