《HSPは生まれ持った気質》敏感すぎてツライ人がラクに生きられるヒント

  • 更新日
  • 記事の有効期限 2022.06.20

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

1冊タダ読み!

 

些細なことが気になって疲れる…

周囲のちょっとした一言に傷ついてしまう…

 

ちょっとした音やニオイに敏感になったり、NOと言えなかったり、
頑張り過ぎてしまったり、人の影響を受けやすいなど、
「敏感すぎて生きづらい」と感じたことはありませんか?

それは生まれ持った気質で、HSPかもしれません。

HSPの人は約5人に1人が該当するといわれています。

 

精神科医の長沼睦雄先生は、日本で数少ない『敏感すぎる人(HSP)』を診察する臨床医です。

長沼先生が解説する、無理せず今よりラクに生きる方法について紹介します。

 

敏感すぎる人の特徴

 

 

敏感な人には大きく4つの特徴があるといいます。

思い当たることがないか、見てみましょう。

 

(1)あらゆる刺激に敏感

 

感じる対象や感度に個人差はありますが、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)だけでなく
体の変化に敏感です。

また、ほかの人はなんでもない化学物質や電磁波、気圧、カフェインなどの刺激物、
さらには予感、直感、夢などに体が反応したりする人もいます。

 

(2)共感・同調する能力が高い

 

感情が豊かで感覚も鋭いため、相手の喜怒哀楽をまるで自分のことのように感じます。

特にマイナスの感情には強く反応する傾向が。

相手が叱られていると自分事のように感じてしまったり、
映画やドラマの悲しいシーンで大泣きしてしまったりすることも。

 

(3)物事を深く感じて悩みがち

 

相手の発する言葉だけでなく、表情やしぐさから何かを感じ取り思いをめぐらせるため、
答えや結論を出すまで時間がかかります。

 

一度考え始めると、物事をあらゆる角度から深く掘り下げ、ベストの回答をじっくり選んだり、
本質を見極めようとしたりします。

 

(4)ささいな変化に気づく

 

周りのあらゆることから情報を得るため、観察眼にも優れています。

「いつもここに置いてあるものがない」

「◯◯さんの様子がおかしい」など、

ちょっとした変化に気づき、先回りするので、周りの人に「なんでわかったの?」とびっくりされることも。

 

敏感な自分とうまく付き合うヒント

 

 

具体的な対処法を知れば敏感でもラクに生きられる

 

長沼先生はこう話します。

「敏感な人は繊細で傷つきやすい反面、感受性が豊かで、細かいところによく気がつき、優しさにあふれています」

 

そもそも、敏感さは悪いことではなく、個性の一つ。

生きづらさを解消するには、敏感さとうまく付き合っていくことが必要です。

 

「『どうせうまくいかない』と悲観的になったり、『誰もわかってくれない』と周りのせいにしたりせず、敏感すぎる自分を知り、弱い部分を受け入れることが大切です。その上で大切な自分を守る行動を取れば、たとえ傷ついても回復が早く、生きるのがラクになるはず。焦らず、できるところから実践してみてください」

 

対処法3ステップ

 

  1. 自分を知る…どんな刺激に敏感か、自分の感覚や行動に注目する
  2. 弱い自分を受け入れる…敏感であることを認め前向きに生きる覚悟を決める
  3. 大切な自分を守る…自分を取り戻すためのマイルールを決めておく

 

敏感な自分を変えようとしたり、周りの人に合わせようとしたり、無理をするのは逆にストレスに。

段階を踏みながら、マイペースに自分がラクになる方法を探っていきましょう。

 


 

本誌では、敏感気質を長所と捉えるコツなども紹介されています。

こちらからお読みいただけます。

1冊タダ読み!
  • 記事の有効期限 2022.06.20