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外食に求める3つのこと
東京カレンダーでは、今、私たちが“日々の外食”に求めることは3つあると言います。
1.納得できる価格
2.個性
3.気軽な雰囲気
お値打ちであればあるほど、嬉しいのは当然。
そして店に行く目的が明確に持てることも大事。
さらに何回でも通いたくなる、常連になりたいと思わせるムードが大切。
本誌ではこの3つのポイントをクリアしたお店が紹介されています。
話題の新店たちは「サクッと美味しい」が共通点

不安定な日々が続く今、とくに飲食業界はその実力が試されてきました。
多くのレストランが生き残りを懸け、世の中のニーズを本気で捉えようとしたとき、
導き出したのは『身近で美味しい』という提案。
「上質な鮨をもっと気軽に食べたい」
「ひとりごはんを贅沢にできたら」
そういった欲求が、レストランの努力によって今満たされています。
立ち喰い寿司 あきら 築地店

立ち食い鮨ブームの火付け役に満足感で勝るもの無し
昨年2月、新橋に誕生した『立ち喰い寿司 あきら 新橋店』。
このお店が鮨好きな大人たちに与えた衝撃は大きいものでした。
『立ち喰い寿司 あきら 新橋店』は白金の名店『すし龍尚』とまったく同じ江戸前鮨を立ち食いで提供しています。
握るのも同じ大将・田島尚徳さんで、確かな技とネタまで変わりません。
おこのみ限定となり、「やま幸」の赤みが380円、最高値のウニでも880円と破格で、日本酒も銘酒ぞろい。
店はすぐに話題のスポットとなり、7月には築地店を開業し、そちらも一躍人気店に。
田島さんはこう話します。
「おまかせ一辺倒じゃ面白くないですよね。鮨の原点は好きなものを好きなだけ食べること。立ち食いは自分で選ぶので赤身5貫と中トロ5貫食べる人もいますし、少食の人でも大丈夫です」
常に約17種ほどのネタがそろうので、何のネタを食べようかとふたりで組み立てるのが楽しく、
入店までのちょっとした待ち時間でも、会話が弾みます。
白エビが贅沢に重なる握りや手渡しのトロたくを食べれば日本酒が進み、
立食の不都合は飛んでいきます。
令和の鮨店の粋を、ここでは体感できるのです。
本誌では今の時代ならではの『サクッと美味しい』お店が紹介されています。
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