『新たな時代をつくるために』高橋大輔、34歳の挑戦

  • 更新日
  • 記事の有効期限 2022.02.08


VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン)

『新たな時代をつくるために』高橋大輔、34歳の挑戦

 
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かつてのフィギュアスケート男子シングル世界王者・高橋大輔さんが、
また氷上での新たなチャレンジを発表しました。
それはオリンピックメダリストである彼が34歳にしてアイスダンス選手に転向するという前代未聞の挑戦。
 
軽やかに、楽しく、前だけを見据えて新時代を作る高橋大輔さんのインタビューから
一部をピックアップします。
 


アイスダンスとコロナ禍


 

 
2020年はコロナウイルスの感染拡大の影響もあり、何もかもが順調にはいかない中でシーズン開幕を迎え、
初戦となったNHK杯にはかなりの緊張感があったといいます。
 
「試合前にコーチから『何事も”初めて”は一生に一度しかない」と言葉をかけてもらったんです。当たり前のことなんですが、『確かに』と思いました。34歳になって”初めて”を体験することって、あまりないじゃないですか。僕にとってアイスダンスという種目は、まさにゼロからのスタート。まだまだこの年になっても、新しい刺激を受けることができる……いい経験ができているなとうれしく思います」
 
アイスダンスへの転向を2019年9月9日に発表し、練習拠点をフロリダに移したのが2020年の2月初旬。
ところがその直後にコロナウイルスの感染拡大が世界的なものになり、
せっかくフロリダへ渡ったにもかかわらず、
3月も半ばを過ぎると練習していたスケートリンクがいよいよ閉鎖されるかもしれないという状況に。
 
「日本に帰るべきか、フロリダに帰るべきかは、かなり悩んで。2月下旬あたりから覚悟はしていたものの、実際にそのタイミングで帰国するかどうかではコーチとも意見が分かれていました。コーチたちは帰国しないでフロリダに残る方がいいと言っていたんです。ただ、その頃日本ではまだリンクは閉鎖されていなかったので、練習のことを考えるとやはり日本に戻ったほうがいいのではないかという結論になりました」
 
10年以上カップルを結成しているアイスダンス選手であれば、
1ヶ月、2ヶ月と氷に乗らなくても陸上のトレーニングでなんとかなるそうですが
高橋さんたちはカップルを組み立てたばかりで、とにかく一緒に氷に乗って、滑ることが必要な段階。
 
リンクが閉鎖されたフロリダにいるよりも、なんとかして氷の上で練習できる環境を求め、3月下旬に帰国。
日本ではリンクを使うことができ、この決断は大きかったと話しました。
 


 
本誌では日本に戻ってからの練習の日々やフィギュアスケートとアイスダンスの違いなどにも触れています。
 
「34歳の僕が、これから新しいものを習得していくには、フレッシュな気持ちでいないといけない、とはいつも考えているんです。自分で自分を『34歳だから』と決めてしまうのはよくないと思って。瞬発力は落ちるし、体力もきついけれど、続ければ続けるほどにスケートの質が目に見えて上がるのがアイスダンスの魅力です」
 
高橋さんのインタビューの続きはこちらからお読みいただけます。

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