『英語が話せない人はなぜ話せないのか』大人気講師が歴史とともに解説

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TOEIC対策でみっちり英語を勉強したのに、いざネイティブと会話しようとしたらまったく言葉が出てこない。

そんな悩みを抱える人は多いのではないでしょうか?

実は、日本人が英語を話せないのには、歴史的な理由があるといいます。

 

関西国際大学准教授で大人気講師の横山雅彦先生が教える『英語が話せるようになるための鉄則』を紹介します。

 

独学者が英語を話せない根本的な原因

 

 

『独学』がブームになっていますが、果たして英語を独学で習得することは可能なのでしょうか。

可能だとすれば、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

 

「英語の独学は可能です。というより、独学でなければ英語は身につきません。ただし、いま英語の独学というと、大学受験の訳読の学び直しを意味するのではないでしょうか。そうした読み書きに重きを置いた学び方は、実は江戸時代の漢文訓読法による漢文教育をベースとしています」

 

江戸時代の日本の知識人たちは、『白文』(返り点などを打つ前の、漢文の原文のこと)を読み下し、
中国人にも理解できる漢文を書くことができました。

しかし、漢字の『音読み』は、発音の上でもリズムの上でも中国語ではありません。

彼らは中国人と会話はできず、筆談でやり取りするしかありませんでした。

 

「同じことが、いまの英語の独学においても起こっています。英文の『カタカナ読み』が漢文の音読みです。それは発音もリズムも日本語であって英語ではありません。そして、『英文和訳』が漢文の『書き下し』にあたります。つまり、日本語の発音やリズムで英語を勉強しているから、英文メールのやり取りならできても、決して会話ができるようにはならないのです」

 

また、日本の英語教育が読み書き中心になったことには歴史的な理由があると言います。

 

「日本の近代化には2つの段階があります。第一の段階は明治維新ですが、『和魂洋才』のスローガンが示すように文化面では伝統的価値を保持するスタンスが取られました。したがって、より本格的な近代化は次の段階、すなわち第二次世界大戦後の連合軍による占領下の改革まで持ち越されることになります。

近代化とは西洋化、英語化を意味しますから、日本の英語教育の歴史も足取りと完全に呼応しています。明治維新で当面したのは『読み書き』を重視した英語教育でしたが、戦後になって『英会話』教育が登場します

 

明治の知識人たちは、世界に類を見ない母語による近代化を目指し、
カタカナ語も作り、明治の新造語はおびただしい数になりました。

 

「おかげで日本では国民の誰もが母語で近代文明の恩恵に浴することができるようになりました。しかしその代わり、日常生活において英語を必要としない国になった

 

明治に英会話は一部のエリートのみが学んでいましたが、
戦後になって、大衆のものになりました。

 

現在は『文法的に性格でなくてもいいから自由に英語を話してみよう』というコミュニカティブ・アプローチが主流に。

しかし、大学に入るための勉強では読み書きが必要です。

 

英語が話せない日本人が、読み書きも、会話も習得するにはどうすればよいのでしょうか。

本誌で詳しく解説されています。

 

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