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すっきりと片付いた部屋には、掃除が楽にできる仕組みがあるものです。
天然生活シンプルに整理された本多さおりさんのご自宅で、「掃除が楽になるコツ」を取材しています。
掃除が面倒にならないための3ステップ
使いやすくてシンプルな収納術が人気の本多さおりさんは生活重視・ラク優先の整理収納コンサルタントで
暮らしをラクにまわす仕組みづくりを提案しています。
フルリノベーションして家族4人で移り住んだ中古マンションは、引き戸を開けるとぐるっとすべての部屋が一周できる1LDK仕様です。
そんな本多さんが日々、掃除のしやすさで大切にしているのは、『面倒にならない』こと。
「掃除がしやすいということは、部屋が片付いているということ。ものが出しやすくてしまいやすく収納されていれば、面倒がなくなり、掃除もしやすくなるものです」
そのためにはこの3つのステップで行うといいとのこと。
ものを整理する
↓
使いやすく収納する
↓
掃除がしやすくなる
掃除を楽にするためには、まずはものを整理するところから始めるのが近道となりそうです。
数を絞り、見せる収納は量を厳選する
整理をするには、ものの量を把握して、数を絞ることが重要。
よく使うものはオープン収納や出しっぱなしでもいいのですが、使う頻度が少ないものは別の場所にまとめるか、いらないものは処分を。
とくに部屋の中で出しっぱなしにするもの、見せて収納するものは、量を厳選します。
「たとえば吊るす収納が便利だからと、なんでもかんでも調理道具を吊るすのでは、場所をとって使いにくくなるし、ほこりを呼ぶだけ。あまり使わない泡立て器を吊るして、ほこりだらけにしている、というケースもありました」
子どものおもちゃ、本やCDなどのコレクションも定期的に見直しを。
出しておくもの、しまっておくもの、処分するものを分類することが、掃除しやすい環境づくりへの一歩となります。
ほこりがたまりにくくするには、床にものを直置きしない、
家具や小物入れはキャスター付きにして動かせるようにするなどの工夫も大切です。
「毎日、窓を開けて家じゅうに風を通すのもおすすめです。風が通るおかげで、ほこりが一ヶ所にたまりにくくなります。床に落ちたほこりはルンバなどの掃除機で吸い取ればOKです」
環境づくりが整ったら、あとは『ついで』に掃除する仕組みをつくるだけ。
家事の途中や生活のシーンのなかで汚れが目についたら、さっと掃除道具を手にして汚れを落とす。
使う道具や洗剤もシンプルにして、手に取りやすい場所に分散させることで、この小さな繰り返しが続けやすくなります。
「道具は暮らしになじむデザインのものを選べば、出しておいても違和感がありません。わざわざ取りにいかなくてもすむように、すぐ使えるところに置いておきましょう」
本誌では、本多さんによる片付け・収納・掃除術が紹介されています。
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