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世界中で月経について声を上げる女性が急増中!
そんな今こそ月経とは何か、考え直してみたいところ。
最新のデータをもとに“月経のリアル”や女性ホルモンとの付き合い方をフィーチャー。
美しく輝き、よりよく生きるためのヒントがエル・ジャポンに掲載されています。
私の生理は NORMAL OR NOT?

毎月やってくる月経が“ノーマル”かそうでないか、考えたことがある人は意外に少ないのでは?
日数にサイクル、経血量……まずは“普通の生理”を知って、今のご自身のコンディションをセルフチェックしてみましょう。
数字でジャッジする普通の生理
予防医療・栄養コンサルタントの細川モモさんが解説する、数字でジャッジする普通の生理。
あなたは以下の数字に当てはまっていますか?
生理の日数…3~7日
生理の周期…25~38日
1回の月経期間の経血量…約80ml
PMSの症状がある人の割合…約96%
閉経の平均年齢…49.5歳
日本の女性は、生理についての知識も意識も諸外国の女性と比較すると希薄だといいます。
「ダイエットの影響で初めての生理が来ていない十代の割合が日本は米国の2.5倍以上!
女性ホルモンが分泌されるためには体脂肪が必要なんだと認識している人はどの世代にも少なく、美容意識が高い人ほど生理サイクルを乱す生活を自ら選んでいるような印象を受けます」
生理不調には、生活習慣の通知表のような側面もあるといいます。
「月経以上やPMSは、食生活、睡眠、精神的ストレスなどと関連があると考えられます。また米国では、脈や血圧を目安に健康状態を測るように、生理をバイタルサインと捉える動きもある。
まず生理の“普通”を把握すること、そして自分の体の異常に気がついたら速やかに対策を取ることは、本当の意味での美と健康、さらには不妊問題などの解決につながるはずです」
医師に聞く、生理にまつわるQ&A
産婦人科専門医の高尾美穂先生が生理について答えます。
Q. 生理中にある経血の塊は病気?
A. 月経血は子宮の内膜が剥がれ落ちたもの。
ときとして、固形物が排出されてもおかしくありません。
子宮頸がんと経膣エコー検査を年に1回受けて問題ない人ならあまり心配はないでしょう。
ただ大きな塊がたくさんでる場合は月経過多で疾患の可能性も。早めに受診を。
Q. おりものは少ないほうがいい?
A. 生理周期に伴い変化するので少ない時期も多い時期もあるのが一般的。
なお、匂いが気になるなら細菌性膣炎、かゆみがあるならカンジダ膣炎などの可能性が。
おりものは性交渉などで一時的に汚れることもあるので、数日は様子を見て、それでも症状が続けば病院へ。
本誌ではさらに、クリニック選びのポイントや、更年期、低容量ピルなどの解説も掲載されています。
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