
【蟹の宿、雪の宿】部屋風呂付きの宿で、冬籠もり
冬の贅沢といえば、温泉、そして蟹!
雄のずわい蟹は、越前蟹、松葉蟹、間人蟹……産地ごとに名前が異なり、
品質保証のタグが付けられた冬の味覚の王者です。
婦人画報では、温泉と蟹を楽しめる癒しの宿を紹介しています。
あわら温泉『光風湯圃べにや』
越前蟹で知られる、あわら温泉の『光風湯圃べにや』
温泉通としても知られる、漫画家のヤマザキマリさんが訪れています。
蟹の脚の身は、炭火でじっくりと焼くことで、芳ばしさと独特のこくと旨味が引き出されます。
蟹味噌はとろりとよりマイルドな味になり、お酒が進みます。
ずわい蟹の雌、せいこ蟹をせいろ蒸しにした『せいこ蟹ご飯』は古くから『べにや』の名物です。
漁期が短いため、12月末日までの味です。
あわら温泉では宿ごとに源泉をもち、この宿も自家源泉を4本所有しています。
客室風呂にもたっぷりの湯が注がれます。
ヤマザキさんは「ひと晩で5回は入った」と言います。
ゆるっと、好きな時間に好きなだけ部屋のお風呂で温泉を堪能し、
本場の蟹もちゅるっと食べられて最高に癒しの時間となりそうです。