ふるさと富士『南部富士賛歌』フリー歴45年の写真家・佐藤孝三氏が撮影する岩手の山

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  • 記事の有効期限 2021.09.17

山と溪谷

ふるさと富士『南部富士賛歌』

フリー歴45年の写真家・佐藤孝三氏が撮影する岩手の山

  ◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆   こんなにも一枚の写真に見惚れてしまうことがあるでしょうか。 写真家でフリー歴45年の佐藤孝三さんは 石川啄木も見たであろう、秋の南部富士の現代版を撮影しています。   岩手県に深く関わった文人は宮沢賢治と石川啄木。 同時代を生きた二人の短い人生。   石川啄木は「ふるさとの山はありがたきかな」と謳った山が、この南部富士=岩手山です。 宮沢賢治は岩手県を「イーハトーブ(理想の大地)」と称し、 岩手山と周辺の自然は生活と創造の場でした。       この山を東側から見ると秀麗な姿の「南部富士」で、 南や北からは片面に裾野を引く「南部片富士」と呼ばれています。  
「神無月 岩手の山の初雪の 眉にせまりて朝を思ひぬ」
  啄木が秋の岩手山を詠ったこの一句が写真とともに心に滲みます。     南部富士北面の全山紅葉です。 鮮やかに色づいた山肌を鋭利な西日が射抜きます。   佐藤さんは、1991年からネパール・ヒマラヤの撮影を10年間通って撮影したり 写真展を開催したり、現在は写真の学校講師を務めたりしています。 日本の写真も世界の写真も撮ることで、より日本の良さを引き出しています。   本誌では岩手の山々の美しい写真を堪能できます。 こちらからご覧いただけます。

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