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山の男が、「社会に必要とされる会社」を築いた

『モンベル』会長・辰野勇インタビュー

 

「死の壁」とも言われているスイスのアイガー北壁を制覇し、

グランドキャニオンはカヌーで下ったという、

モンベル起業者であり現在会長の辰野勇氏。

 

彼は『好きなことを仕事に』を掲げてアウトドア用品のモンベルを起業し

世界に誇るアウトドアブランドを作り上げた。

 

山を愛しすぎる男が作った「社会に必要とされる会社」とは。

 


 

重い荷物を担いで歩く。登山は他人から言われてやるなら苦役です。

好きだから、わくわくしながら前に進める。

仕事も同じだと思う。

 

辰野氏は28歳の誕生日に、モンベルを起業した。

登山仲間の2人と集まっては、日本人に合う登山用品のことや

必要なもの、欲しいものを話し合っていたそう。

 

経験も資金もない若者が、情熱だけで始めた会社。

最初はなかなかうまくいかなかったらしいが、

3年後のクリスマスイブ、大きな注文書がまるでクリスマスプレゼントのように届き、

そこから会社は軌道に乗って行った。

 


 

その後環境問題に関わり、震災時には辰野氏本人が被災地へ行き

必要な物資を届け、その後日常と非常時に使える「浮くっしょん」を開発。

 

ただ、登山を楽しみたいという気持ちから

大事な山を守るようになり、人々をも助けるようになった。

その想いは誰が見ても、山が好きで

山好きな人たちを守りたいという気持ちが伝わってくる。

 

気持ちが込もった商品は、人々の懐に温かく入ってくる。

そうして世界中の登山者がモンベルの商品を愛用しているのだろう。

 

辰野氏の起業前から現在までを語ったインタビューはこちらから。