VOGUE JAPAN (ヴォーグ ジャパン)
アーティスト《レディー・ガガ》の10年と
女優として花を咲かせた映画
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カリフォルニア州マリブにあるレディー・ガガの自宅。
インタビューはそこで行われた。
2008年の夏、まだ景気が良かった時期を象徴する大ヒットとなった
ファーストシングル「ジャスト・ダンス」のリリースから10年。
32歳となったガガにこの10年で何が変わったかと尋ねると
「銀河1個分くらいの変化があったわ」と言って少し黙り込んだ。
「ノンストップのめまぐるしさだった、としか言えない。 クリエイティブなモードに入るとまるで千頭の馬が引くソリに 括り付けられたかのように、私は引っ張られていくだけ。 自分にも止められない」
2008年の9月にはリーマンショックが起き、世界は不況期へと突入したが
そんな中でも彼女は世界で最も人気あるポップスターへと一気に上り詰めた。

2018年12月に日本で公開された
映画『アリー/ スター誕生』では
ガガとブラッドリー・クーパーがともに主役を務めた。
ショービジネス界の光と影を描いたラブストーリーで
今回が4度目のリメイク。
クーパーは
「ラブストーリーを語りたかった」と言う。
それなら音楽を通じて伝える以外にないと確信していて
とあるがん患者向けのチャリティイベントでガガの歌を生で聴き、 宙に浮き上がったような気分になり、すぐにガガのエージェントに連絡を取り、 翌日にはマリブのガガの自宅に向かったという。
そしてクーパーはガガをスカウトし、ガガもクーパーの歌声を聴いて
思わず演奏の手を止めてしまうほど感動し、二人は映画を特別なものにできると実感した。
ガガの女優としての演技は、作品中ではまるでガガを感じさせないほど
素晴らしいものだった。
「すべてのことにどんな意味があったかなんて、 10年すぎるまでわからないものよ」
世界中を圧巻する歌声とパフォーマンス、そして生き方。
彼女の生きる人生は多くの人々にメッセージを与えている。
レディー・ガガのインタビュー全文はこちらから 
記事の有効期限: 2019年11月25日 Monday]]>