コロナ後遺症になったらどうする!? 10種類以上の症状を併発する人も…

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新型コロナウイルス感染症の後遺症に悩む方が増えています。

発熱やセキといった当初の症状が治まったあとも、倦怠感などが続くというもので、

仕事や家事に支障が出る方も少なくないようです。

 

オミクロン株によって、感染者が爆発的に増えている今、この後遺症にかかる方がさらに増えることが懸念されます。

そこで本特集では、新型コロナウイルスによる後遺症の実態と治療法について
現時点で明らかになっていることをヒラハラクリニック院長の平畑光一先生が解説します。

平原先生は自分の患者さんにコロナ後遺症の方がいたことをきっかけに
2020年3月『新型コロナ後遺症外来』を立ち上げ、3000人以上を診察してきた先生です。

 

10種類以上の症状を併発する人も!

 

新型コロナウイルスで怖いのは感染症そのものの症状だけではありません。

実は当初の症状が治まり、『回復した』と考えられる時期にも症状が残る、
あるいは新たに症状が出現する『新型コロナ後遺症』(以下コロナ後遺症)が大変深刻だと言います。

 

「コロナ後遺症については、世界的に見ても全貌が明らかになっておらず、治療法も確立していません。そこで私のこれまでの臨床経験に基づき、コロナ後遺症の特徴をお伝えします」

 

(1)症状が多岐にわたる

 

倦怠感………………93.3%

気分の落ち込み……86.6%

思考力低下…………82.7%

頭痛…………………80.1%

息苦しさ……………76.9%

不眠…………………73.8%

体の痛み……………72.2%

 

よく知られる倦怠感や気分の落ち込み、体の痛み、嗅覚・味覚障害、脱毛のほかにも
人によって多様な症状が現れます。

 

上記図以外にも、動悸、食欲不振、発熱、セキなど。

 

同じ症状が長く続く人もいれば、異なる症状が出たり消えたりする人もいます。

複数の症状(人によっては10種類以上)に悩まされる人が非常に多いことも特徴です。

 

(2)あとから発症する人もいる

 

多いのは、発熱や肺炎などの新型コロナの急性期症状が落ち着いたあとも不調が残り、
途切れることなく後遺症になるケース。

ヒラハラクリニックの調査では、88%の方がこのパターンだったそうです。

また、新型コロナの回復後、しばらく問題なく暮らしていたにもかかわらず、
2~3ヶ月後、あるいは1年以上経ったのちに突然発症する人もいて、なかなか油断ができません。

 

(3)新型コロナ軽症者は、後遺症が長引きやすい

 

新型コロナの重症者は肺などの臓器に深刻な打撃を受けます。

それにより臓器を中心に後遺症が残る確率も高いのですが、治療・リハビリをしっかり行うことで、回復が望めます。

一方で、軽症だった方の後遺症は、倦怠感が中心の症状となることが多く、長引くことが多いようです。

ですから、コロナが軽症だったからといって安心せず、用心する必要があるのです。

 


 

後遺症に悩まされ、日常生活への影響が大きく出ている方もたくさんいるようです。

一時的に働けなくなるというだけではなく、仕事を失ってしまう人もいることから
社会問題としても捉える必要があると考えられます。

 

本誌では、コロナ後遺症の治療法について、平畑先生が行っている治療法や
各症状に対する注意点などが紹介されています。

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