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【ムダを取り戻す経営】

バブル崩壊後の日本が行った米国式マネジメントがダメだった!?

 

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バブル崩壊から30年が経ち、平成から令和に時代が移ってもなお日本企業の活力は失われたまま。

バブル景気だった1990年度の実質GDP成長率は5.6%でしたが、

崩壊以降、低迷が続き2018年度の実質GDP成長率は0.7%でした。

なぜこんなにも低迷が続いてしまっているのか。

 

一橋大学名誉教授である野中郁次郎氏による、

「ムダを取り戻す経営」について。

 


「過剰」に陥った平成の日本企業
今こそ共感や直観による経営を取り戻せ

 

 

GDP成長率の低迷の最大の理由として、

「日本企業の経営手法が米国発の科学的アプローチに偏りすぎたから」だと

野中氏は言います。

 

平成の30年間、日本企業は米国で流行りの経営手法・指標やツールを導入し、

MBA(経営学修士号)取得を奨励するなど、

米国型のマネジメントを積極的に取り入れた偏重が

日本企業から「組織的な知識創造力」を奪ったとのこと。

 


米国型のマネジメントは「形式知」を基礎にし、科学的なアプローチを重視するものが多い


 

形式知とは、言葉や数字で表すことができ、

時空間を超えて「いつでも、だれもが、どこでも」使えるように

明示的なデータや手法、マニュアルなどの形で伝達・共有されることだそう。

 

こうした分析や計画から出発する戦略論など、形式知による科学的アプローチには限界があるそうです。

 

本誌では、その限界の理由を三点に分けて解説しています。

記事の有効期限: 2020年1月25日 Saturday