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スティーブ・ジョブズの残像【プレゼン手法】

 

スティーブ・ジョブズ氏といえば、やはりプレゼンですよね。

新製品発表のキーノートスピーチなど、どういう新製品が出るのかと同じくらいに

どう紹介してくれるのか、どうわくわくさせてくれるのかに注目が集まるほどでした。

 

今回、技術・実務翻訳の井口耕二さんがコラムで

スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンについてまとめています。

 


わからないかい。実はひとつ


 

スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンのなかでも有名なのが、2007年1月のiPhone発表。

 

「今日は革命的な新製品を三つ紹介する」と始まり、

「まずタッチコントロール機能を持つワイドスクリーンのiPod。2番目は革命的な携帯電話。3番目はインターネットコミュニケーション用の画期的なデバイス」…

 

「iPod、携帯電話、インターネットコミュニケーター……」と何度も繰り返した後、

「わからないかい」と謎をかけます。

 

「三つに分かれているわけじゃない。実はひとつ。iPhoneっていうんだ」

爆弾を落としました。

期待を盛り上げて持ち上げて、そのさらに上に行ったのです。

 

しゃべるスピード、スライド、会場の反応を待つ間、

すべてがかみ合って、誰もを引き込むプレゼンに。

 


井口さんのお気に入りプレゼン


 

井口さんお気に入りのプレゼンは、2008年1月のMacBook Air発表。

「とても薄いので、事務所に転がってる茶封筒に入ってしまう」

そう言ってステージの袖へ行き、封筒をひとつ取り上げると、中からノートパソコンを取り出します。

マジックショーのような演出です。

 

見た瞬間、これは欲しいと思った、思ってしまった、と井口さんは言います。

 


 

スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンは、若い頃からうまかったそうです。

1984年のMacintosh発表の伝説についても本誌のコラムにてお読みいただけます。

こちらからご覧いただけます。