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リモートワーカーの救世主『Zoom』

CEO・エリックユアンのインタビュー

 

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新型コロナウイルスが世界を席巻した結果、都市は封鎖され、学校は閉鎖に追い込まれました。

そうしたなか、クラウド型ビデオ会議サービス『ズーム(Zoom)』

仕事での必須のツールとして台頭に。

学生はオンライン講義を受け、人々はバーチャル誕生パーティやズーム飲み会、

ヨガレッスンなど様々な場面で利用されています。

 

今回は『ズーム(Zoom)』のエリック・ユアンCEOにインタビュー。

 

ズームの経営状況はこの数ヶ月から半年で大幅に変わりました。

IPO以降、株価は143%も上昇。

ズームが躍進した背景には、ユアンがパンデミックを受けて

19ヵ国以上の教育関係者に無料でズームを提供する決断を下したことにあります。

これに加え、無料の基本プラン(100人の参加者までホスト可能、

無制限の1対1ミーティング、グループミーティングは40分まで)を使っているユーザーがいます。

 

ズームはこの無料サービスでどの程度のコストを負担しているのかを明かしませんが、

米投資会社スティーフルのアナリスト、トロ・ロデリックは

3000万ドルから5000万ドルだと見積もっています。

 

「そんなに難しい決断ではありませんでしたよ。このような特異な状況下では、コストや粗利、処理能力など二の次なのです」

 


 

パンデミックが終息を迎えたとき、ズームはどうなるのでしょうか。

アナリストたちは株価こそ落ち着くと予測しますが、

世の企業の多くは地代を節約し、通勤時間を効率化するべくリモートワークへ。

 

ユアン氏はズームの運営と学生の支援に結びつかない社内の計画を

凍結するように指示したそうです。

また営業やマーケティングの役員にも今の流れに便乗しないように釘を刺したとのこと。

一方で従業員に2週間の給与に相当するボーナスを支給することを承認しているそうです。

 

 

「チームには『こういう危機ではマーケティングや営業にではなく、顧客に集中しよう」と伝えています。不幸に便乗して稼ぐのは、企業文化として最低ですから」

 

ユアン氏のインタビューはこちらからお読みいただけます。

記事の有効期限: 2020年9月26日 Saturday