PRESIDENT(プレジデント)

Google式・超ハイレベル資料の秘密

『頭と心にスッと入る資料の作り方』

 

ビジネスの場において、自分や会社の考えを効率的に、そして正確に伝えるためには

要点が簡潔にまとまった美しい資料の作成が不可欠です。

PRESIDENTでは世界のトップ企業で密かに受け継がれている門外不出の技術を紹介しています。

 

今回はGoogleの資料の作成の秘密についてピックアップします!

 


グーグル式・たった1つのビジュアルで、感情を揺さぶる


 

Googleのピョートル・フェリクス・グジバチ氏は

2011年よりグーグルを経て、2014年からはグローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、

人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍しています。

2015年に独立し、プロノイア・グループを立ち上げ。

執筆家としての顔も持っています。

 

そんな彼が解説するGoogleの資料作成法。

 

「まず前提として、口頭や文章で相手に伝わるのであれば、そもそもスライドは作らないほうが良いというのが私の考えです」

 

経験の少ない人によくあるのが、10分話せば伝わることでも、わざわざスライドを作ってしまいます。

この場合、相手はスライドを見ることを望んでいません。

 

相手が内容をすでに理解・納得しているのなら、スライドなど作る必要はありません。

逆に相手が内容を理解・納得できていない状態であれば、

データなりビジュアルなりを含んだスライドで伝える必要があります。

 

一方で、聴衆が100人いるプレゼンテーションの場などでは、スライドは必須。

100人の中には、理解・納得できていない人が必ずいるはずだからです。

 


 

《感情に訴えかける》

たとえば、ある国の貧困を表すデータをスライドに載せるとします。

この場合、目的はその数値を伝えることではなく、

『このような貧困問題が実際に起きて、苦しんでいる人たちがいるんだ』と

感情的になってもらうことです。

 

《投資家へのプレゼンテーション》

投資家に対してプレゼンテーションをする場合、数値でもって論理的に理解をしてもらうことが目的ではなく、

このサービスに投資することで生まれる『ワクワク感』のようなものを伝えます。

 

 

ヨガをする人とアボカドとサーモンのイラストが描かれているスライドがあります。

文字がなく、スライドだけでは何が言いたいのかはわからないはずです。

ヨガやランニングは体に良いとされていますが、多くのウェアはポリエステルで作られており、

この素材の多用は環境問題へとつながっていきます。

 

アボカドの栽培は大量の水を必要とし、メキシコのある地域では砂漠化が起きています。

また、マフィアがからんだ『アボカド戦争』というのも起きています。

 

このような文字のないビジュアルひとつでも危機感を十分に伝えることができます。

 


 

ポイントは、口で伝えることができるなら、無理して文字を入れる必要はないということ。

パッと見てイメージをしやすく、感情に伝えるものが良いということですね。

 

本誌では、Apple式の資料の作り方も紹介されています。

こちらからお読みいただけます。

 

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