サンデー毎日

「トラベル」より「イート」よりGoTo歯医者!

口内を健康にして第三波を乗り越える!

 

気温が下がり、空気が乾燥した冬を迎えて

新型コロナウイルス感染者数は増加の一途をたどりついに第3波が襲来しています。

今年3月以降、感染しないために病院の受診をためらす人が増えており

とりわけ患者数の減少が顕著なのが歯医者だそうです。

 

神奈川県保険医協会が県下の開業歯科医師に

外来患者数が減ったかどうかのアンケートをとったところ

3月時点で72%、4月と4月時点でそれぞれ95%、

緊急事態宣言が明けた6月でも68%が「減った」と答えています。

 

患者自身が受診を控えたことにより、受診の遅れや重症化事例も増えているそうです。

 


 

鶴見大歯学部探索歯学講座の花田信弘教授によると、歯周病の悪化や急性増悪が見られているそうで、

虫歯が進行することにより神経や歯を抜かなければいけない人が増えているとのこと。

そして、新型コロナウイルスの第3波を乗り切るには、むしろ口腔ケアが欠かせないと言います。

 

イギリスでは、細菌性肺炎患者に多くの口腔常在菌が見つかったそうで、

「新型コロナウイルスと細菌による混合性肺炎」という

ウイルス感染と同時に細菌感染も併発した肺炎や、

「2次性細菌性肺炎」というウイルス感染症が軽快した後に、

損傷を受けた肺や気管支に最近が感染することで起きる2次感染があるそうです。

 

新型コロナウイルスも虫歯菌や歯周病菌、さらには口腔の常在菌も

唾液や血液を介して体内に運ばれ、肺に到達して炎症を起こします。

虫歯や歯周病により口内に炎症があると、歯磨きの際などに歯茎が傷つき

そこからウイルスや細菌が血中に入り込むそうです。

 

ウイルスや細菌が増殖する場である口腔内を健全に保つことが

コロナ禍の冬を乗り切るために大切なこととなりそうです。

歯にはさがった食べ物のカスや歯垢が口の中に残っていれば

それだけ細菌の数も増えて、肺炎も発症しやすくなります。

歯医者でクリーニングしてもらったり、定期的に受診するのがいいかもしれません。