AERA(アエラ)

【梅雨バテ・夏バテは回避できる】脳と体の最強デトックス

 

都内出版社に勤務する男性(42)はこう話します。

「なぜか一日中頭がボーッとしたり、体がだるかったり。でも健診では特に悪いところは見つからないので、一体どうすればいいのやら……」

ここ数年、梅雨の時期になると体に”異変”が起きるといいます。

 

平日は朝7時に起床しても、起き上がることができない

起床から4~5時間すると激しい睡魔が襲ってくる

打ち合わせの場所へ向かう電車ではほんの2,3駅でも眠ってしまう

週末は昼過ぎまでベッドでうずくまっているそうです。

 

「何をしてもすぐに疲れて、集中力がもたない。周りから『やる気がない』と思われている気がして、つらいです」

 

この男性のように、蒸し蒸しジメジメするこの季節に体のだるさを訴える人は

実際には、多くいるといいます。

なぜ梅雨は、いつも以上に疲れを感じるのでしょうか。

 


 

疲労研究に詳しい、東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身先生はこう話します。

「いわゆる梅雨バテや夏バテの主な原因は、“脳の熱中症”です。例えば、長時間入浴するとのぼせることがありますが、それは脳の熱中症の初期症状。脳の自律神経が熱を持ったままの状態だと、機能が低下するだけでなく、睡眠の質が悪化し、疲労の回復が妨げられてしまうことがわかっています」

 

一般的に疲労の原因は、身体的なダメージだと思いがちですが、

実は疲労の原因は、自律神経、すなわち脳へのダメージなんだそうです。

仕事やストレスがかかる時や運動時も、自律神経中枢が最も疲れるとのこと。

 

梶本先生によると、自律神経はいわば『脳の司令塔』

24時間休みなく、心臓の拍動や血圧、

呼吸、体温、唾液、消化活動、覚醒と睡眠などを調整しています。

 

自律神経機能は加齢とともに下がっていきます。

多くの人が30代半ばを過ぎると、急に疲れを近くするようになるのはこのためです。

「つまり、私たちが普段感じている『体が疲れた』という感覚は、実際は『脳の自律神経が疲れた』という信号を、自分自身でごまかすことによって引き起こされているんです」

 


 

本誌では、脳疲労のセルフチェックができたり、

脳の自律神経の中枢を冷却する方法などが紹介されています。

こちらからご覧いただけます。