AERA(アエラ)

●たっぷり寝たはずなのにダルイ

●途中で目が覚めてしまう

●日中の眠気がひどい

 

そんな眠りの質の低さを感じている人は「鼻づまり」の可能性を疑ってみては?

専門医は、睡眠障害の最大要因は「鼻づまりだ」と指摘しています。

寝ている間だけに現れる「隠れ鼻づまり」というのもあるそうですよ。

 


隠れ鼻づまり解消で人生が変わる


ライターの千葉はるかさんは、日中も常に強い眠気を感じていました。

毎晩の平均睡眠時間は6~7時間程度。

十分な睡眠を取っていても、ふとした瞬間に眠りこんでしまうことが多かったのだといいます。

 

子どもの頃からすぐ寝てしまうので、家族からも『体が弱い』と思われていました。

~中略~

眠気を抑えられないのは怠け者だからかもしれない、と後ろめたい気持ちもありました

 

しかし、千葉さんの眠気の原因は「鼻づまり」にあったのです。

病院で内視鏡写真とCTを取ったところ、鼻孔が通常の3分の1ほどの広さしかないことが判明。

さらに粘膜も慢性的に腫れており、普通の人より呼吸が浅くなっていました。

 

医師と相談し、鼻孔の腫れを起こりにくくする日帰り手術を受けた千葉さん。

数日後、ある変化に気が付きました。

 

あれほど悩まされていた日中の眠気がウソみたいになくなっていました。

 

鼻のクリニック東京理事長で耳鼻科医の黄川田徹医師は、睡眠の質を損なう要因に鼻づまりが考えられることを指摘します。

ここ20年ほど鼻炎や副鼻腔炎などは増加傾向にあり、アレルギー性鼻炎は成人の20~30%にあたるといわれています。

つまり、5~3人に1人は、鼻炎持ちの可能性あり!

 

鼻は、酸素をもっとも効率よく体内に取り入れる器官です。

そこが腫れて空気の通り道がふさがると、代わりに口で呼吸し始めますよね。

しかし、口呼吸には鼻呼吸と同じ機能はないのだと横川田医師はいいます。

 

口呼吸は喉も狭くなり、苦しいという伝達が脳にいきます。

そうすると脳が刺激され、深い眠りを妨げる結果に……。

特に前頭葉と頭頂葉は影響を受けやすく、理性や情報処理といった機能が低下してしまうそうです。

 

 

日中は鼻呼吸できても、夜限定の鼻炎がある!?

自分の眠気が鼻炎によるものかどうかは、本誌の『隠れ鼻炎チェック表』で確認できますよ。