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脳は騙されやすいもの!知れば、食べ過ぎをやめられる!?

 

◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆

 

「ちょっとだけのつもりが、やめられなかった」

「おしゃべりが楽しくて、つい食べ過ぎちゃった」

そういう経験、きっと誰にでもあるはずですよね。

 

自分の意志の弱さを責めてしまいがちですが、実は脳が騙されていることも多いんだそうです!

東北大学大学院文学研究科 心理学研究室教授の坂井信之先生が

脳化学と心理学の視点から、食べ過ぎを防ぐヒントを紹介します!

 


食べ過ぎを防ぐヒントは、脳科学と心理学にあり!


 

「ヒトの脳はものを食べるとき、ちょっとしたことで簡単に騙されることがわかっています」

 

食べ物の味の感じかたは、見た目でも変化します。

かき氷のシロップを使った実験では、

大学生50人に赤色と緑色のシロップを少し飲んでもらい、その味を聞いてみました。

 

赤色のシロップを飲むと大半の学生が『いちご味』と答え、

緑色のシロップは『メロン味』だと回答。

本当は色を変えただけでどちらも同じ味、同じ香りのシロップなんです。

目を閉じた状態では両方同じ味だという答えに。

視覚が大きく影響していることがわかります。

 

視覚が重要な理由は、なんと命を落とさないための本能なんだそうです。

 

「太古の昔、ヒトも動物も食べものを得るのは簡単ではありませんでした。そんな中でようやく得た食べものが、猛毒である可能性もあります。その危険を回避するために、ほかの動物が何を食べて命を落とし、何が無事だったかを学習し、見た目でも判断できる力を身につけたのです」

 

そういった名残で、自身の経験や知識によって見た目で味を判断してしまうとのこと。

 

色味が素敵だからと脳が生存するために「食べたい、食べなきゃ」と思っていることを理解して、

「はいはい、もう十分だよ」と心でつぶやけば、食べ過ぎる前にストップできるかもしれません。

 


 

 

本誌ではさらに、『空腹も満腹も実はほとんどが”気のせい”』というコラムも掲載されています。

こちらからお読みいただけます。

記事の有効期限: 2021年11月30日 Tuesday