家族の問題に頭を抱える人たちの話「不倫離婚した親の介護を免れたい」

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近しい関係だからこそ、些細な問題が取り返しのつかない事態にまで発展します。

今回のSPA!では実の家族と揉めた経験がある男女300人にアンケートを実施し、
家族間トラブルの深層を探っています。

 

【父 VS 息子】
親の離婚で過程崩壊、いまだに残るトラウマ

 

後藤康介さん(仮名・41歳・家具メーカー勤務)は、両親の離婚がきっかけで一家離散しました。

父の浮気発覚が引き金でした。

 

「両親の離婚が決定的になったのは8年前。58歳の親父の浮気が原因でした。ほとんど家に帰ってこなくなった父の本音を探るため、長男の僕が二人旅に誘って。そこで『実は浮気相手との間に2歳の子どもがいる』と打ち明けられたときは衝撃しかなかったです」

 

ほどなく両親は離婚。

母は出ていき、実家には父と兄弟4人が残りました。

離婚から2年後、さらなる悲劇に襲われます。

 

「仕事中に一番下の弟から電話があって『急に税務署の人が来て、家も家財道具も差し押さえられた』と。父が借金の返済を放棄したことで、家が抵当に入れられたんです。数日後には追い出され、兄弟は親戚や一人暮らしなどバラバラに住むことになりました」

 

1年かけて兄弟で住む道を模索しましたが断念。

生まれ故郷を離れたい一心で上京したといいます。

 

家族を作ることに不安を感じていた後藤さんでしたが39歳のときに結婚。

しかし今も、家族が壊れたトラウマに苛まれているといいます。

 

「僕は子どもが生まれて、初めて家族になれると感じていて。でも妊活はうまくいかず、なかなか子どもに恵まれません。兄弟はみな家族をつくり、新たな人生を歩んでいる姿を見ると不安と焦りで苦しいです」

 

そんな状況のなかで別の懸念事項が出てきているとか。

 

「父の家の近くに住む弟からの知らせで、持病の糖尿病が悪化していて将来の介護は免れないと。僕は長男だし押しつけられる可能性が高い。あいつのせいで家族も家もなくなって、いまだに“理想の家族”に囚われているんですよ。今は妻との幸せを守りたいし、もう親の犠牲になりたくない

 

今は介護から逃れようと絶縁することを考え始めているということです。

 


 

本誌では他にも家族の問題に悩まされる方達の話が掲載されています。

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