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老舗が点在する職人の街・京橋に文化人にも愛されてきた焼き鳥店があります。
そのお店の名は『伊勢廣 京橋本店』。
2020年末に生まれ変わったそうで、隠された老舗店の知る人ぞ知るプラチナシートが隠されているとか。
今回は女優の浜辺美波さんがその新たな特等席に訪れます。
新たに作られた本店

名映画監督・小津安二郎も愛した日本の焼き鳥史に名を残す大正10年創業の老舗『伊勢廣 京橋本店』は
2020年10月、建物の老朽化にともなって閉業した旧店舗の真向かいに装いも新たに開業しました。
店内は職人たちの仕込みの様子も垣間見える1階、旧店舗の趣を残す2階、6つの個室がある3階の3部構成です。
今回は『焼き鳥デート』という設定なので、ひときわ特別な雰囲気を持つ個室へ。
職人技を眺めながらも人目につかない個室『桟敷』
リニューアルオープンした『伊勢廣 京橋本店』の魅力のひとつが、異なる趣向を凝らしてつくられたさまざまな個室。
中でも特にデートにお勧めしたいのが『桟敷』。
大人ふたりがすっぽりと収まる絶妙なサイズ感のそれは、
名の通り他より高い位置に設えられていて、人目につきません。
焼き台の職人たちの神業を眼下に、異次元にいるような濃密でゆったりとした時間が流れます。
「職人さんが焼いている姿を新鮮な角度から見られて楽しかった!」
浜辺さんもこう話します。
ひとり焼き鳥をするほど、焼き鳥や外食が好き

焼き鳥は「鶏の味を余すことなく味わってほしい」という初代の考えを受け継ぎ
以前と変わらずコースで提供しています。
朝捌いた新鮮な鶏肉に姥目樫の備長炭で火を入れ、ジューシーに焼き上げる熟練の職人技に
浜辺さんは感動しきり。
浜辺さんは普段からひとり焼き鳥を実践しているほど、焼き鳥が好きとのこと。
「人目が気になりませんか?」と問うと
「勝手がわからない初めての店でもお構いなし。外食は私にとって気分転換でもあるので、慣れない場所の方が刺激的でかえって楽しめるんです」
と控えめな微笑みを返します。
2021年にはデビューから10年を迎えるという浜辺さん。
年齢は20歳とまだまだ若いですが、一般的な人生と比べてすでに多彩な経験を積んでいる彼女は、
これから先の10年をどのように生きていくつもりなのでしょうか?
「今年は踵を下ろそうと思っています。地に足を着けたいんです。
というのも、10代の頃は周りにいるのが先輩だらけだったので、一生懸命背伸びしていました。こうやってインタビューに答えるときもそうです。ちゃんとしたことを言わなければいけないと自分にプレッシャーをかけて、無難な回答を選びがちでした。私ってこんな人間だったっけ?と、よくびっくりしました。
でも、長くこのお仕事を続けていくのだとしたら、もっと自然体でやれないと自分がつらくなってしまう。だからこれからは等身大の自分を、意識的に大事にしなければと考えているんです」
本誌では、さらにエゴサーチをして批判的なコメントも読んでいるという話もしています。
焼き鳥店の落ち着いた空気の中で、ご自身の職業への意識やデートへの考えも聞けます。
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1冊タダ読み!- 記事の有効期限 2022.02.27