
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
今すぐ試し読み!
『かめばかむほど味が出る』
TOEIC L&Rテストのそんな魅力に取りつかれた満点連発のカリスマ指導者たちが、
ENGLISH JOURNALで奥深さを語っています。
テッド寺倉
『満点が取れて終わり、ではなかったTOEIC道』

テッド寺倉さんが最初にTOEIC満点を取ったのは、英語講師になってからだそうです。
大学生のときに数回受験して以来、ほぼ10年ぶりに受けたテストで取った満点。
「私は元々勉強やテストが好きではありません。英語も語学留学や仕事で覚えたので、満点が取れたときは『これでもう受験しなくていい』とほっとしたものです」
しかし、後にアルク主催の『TOEICスコアアップ指導者養成講座(通称TTT)』に参加したことで、
寺倉さんの人生はがらっと変わったそうです。
「TOEIC業界の第一人者であるヒロ前田氏から『TOEICを自ら受験し続け、研究を重ねるべし』という薫陶を受けたのです。その後の8年間、私は公開テストをほぼ毎回受験し、満点を取り続けるTOEICマシンと化しました。満点取得回数が50回を超えてからは、もうカウントしていません」
TOEICを100回近く受験してきた寺倉さんでも受験するたびに思うのは、
TOEICは本当によくできたテストだということ。
「TOEICスコアを指標にして英語学習を続ければ、英語を使って仕事をするために必要最低限のことが身につけられるのは間違いありません。TOEICが毎回同じようなポイントを突いてくるのは、それらがとても重要なことだからです」
もちろん、TOEIC L&Rテストにはスピーキングやライティングがないので、
『高得点でも英語が話せない』という現象は起こり得ます。
「それは経験不足から来る一時的な現象でしかありません。TOEICで基礎を身に付けた人が実地訓練を積めば、それほど時間をかけずに、英語で不自由なく仕事ができるようになります」
TOEICハイスコアへの唯一の道は『問題をたくさん解くこと』だと考える人が多いですが、
スコアアップはアウトプットのトレーニングを積むことでも十分可能。
「TOEICはシンプルな英語を正確かつスピーディーに処理する能力を測るテストなので
『正しく即座に使える表現』を増やせば、TOEICのスコアもおのずと上がります」
英語が話せる・書けるようになることが最終目標であればなおさら、
早い段階からアウトプットに取り組む方がモチベーションも維持しやすいと言います。
「単語や問題パターンの暗記といった力技の学習に頼らずとも、英語スキルを向上させることでハイスコアは達成できます。もしあなたのTOEICスコアが伸び悩んでいたり、問題を解く勉強がつらかったりするのであれば、学習法を見直してみることをおすすめします」
本誌では寺倉さんの他にも5名のTOEICのカリスマ指導者がTOEICライフを語っています。
こちらからお読みいただけます。
今すぐ試し読み!