TRANSIT(トランジット)

《オーストラリアの山火事から1年》

全焼した森が芽吹き再生していく姿

 

2019年9月にオーストラリアの南東部、ニューサウスウェールズ州を中心に

100箇所以上の森が火事になり、およそ19万平方キロメートルが燃えました。

その面積は、日本の国土の約半分だそうです。

過去に類をみない深刻な森林火災のニュースはオーストラリアだけでなく

世界中で大きく報道されていました。

 

今回、取材をしにオーストラリアへ訪れた柏田テツヲさんによるレポートが

トランジットには掲載されていました。

 


 

飛行機の窓から見たシドニーは濃いグレーの雲に覆われていたそうです。

空港でレンタカーの手続きをしませ、車のキーを受け取る際に

窓口のおばさんと天気の話をしていると、

曇り空の原因は雲ではなく、火災の煙なのだと教えてくれました。

街中まで煙がきていることに驚く柏田さん。

 

取材当時(2020年1月)、いまだに森が燃え続けていると聞いていた

クープラキャンブラ国立公園に向かいました。

シドニーから車で8時間半ほど南下したところにある国立公園。

 

シドニーを出発して数時間後にはどこまでもつづく紺碧の海と深緑のユーカリの森に出会えるはずが

今回は違いました。

南下するにつれて森は真っ黒に焼け焦げ、その焼け跡は地平線まで続いていました。

 


 

上の写真は、左が全焼した森で、青い霧のような煙が立ち込めていて、まだ熱を帯びているところ。

そして右の写真は1ヶ月後に再訪した森。

立ち枯れたように見えた木々が一斉に芽吹いていました。

自然の強さ、そして再生力の強さを感じる写真ですね。

 

本誌では、オーストリアの取材と環境・地球アラートなどについて細かく掲載しています。

今こそ地球のピンチを知って、私たちができることに取り掛からなければいけません。

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