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《冬の車中泊の基本》立ちはだかる、「3つの壁」に対処する

 

◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆

 

車で寝泊まりして過ごす車中泊。

冬は「3つの壁」という大変なこと、厳しい状況が立ちはだかります。

それは『冷え込み』『凍結』『積雪』

 

今のところ、残念ながら車中泊でこのトリプルウォールを一気に解決できる名案はありません。

個別で対応することが必要となりますが、一番の難敵は安眠を妨げる『冷え込み』

 

今回はその『冷え込み』についての対処法を紹介します。

 


冷え込み対策・学ぶべきは『防寒』


 

 

自宅でも車中泊でも、今や暖房の生命線は電気です。

キャンピングカーの場合、その供給源はサブバッテリーで、正常に稼働しているうちは

たとえ車外が氷点下になろうとも、車内では薄着で快適に過ごすことができます。

 

ただし、冬は日没が早いため、車内で過ごす時間が長くなり、照明やテレビの使用時間が必然的に延びます。

その結果、夏に比べてサブバッテリーが著しく消耗します。

 

そして、FFヒーターもでにがなければ稼働しません。

つまり、サブバッテリーの電圧がリミットまで下がった時点で暖房はストップし、

キャンピングカーは未改造車と同じ環境に陥ってしまうことに。

リスクマネジメントの観点から、防寒に対する知識と装備が必要なのは明白です。

 


冬の車中泊の基本スタイル


 

実際に冬山で使われている信頼性の高いキャンピングギアの使用は言わずもがなおすすめ。

暖かさと収納性を両立しなければ、車内は居住性の乏しい穴ぐらになるだけです。

 

加えて見落としがちなのが、冷気の浸透です。

ドアや窓が閉まっていても、冷気は窓ガラスから伝わってきます。

それを阻止しないかぎり、車内温度は下がり続けていきます。

 


雪の日に、駐車場でクルマのエアコンを利用してはいけない理由


 

 

FFヒーターやサブバッテリーシステムのない車両の場合、

厳冬期はどうしてもクルマのエアコンを使いたくなりますが、

それはエコだけでなく、命を守る意味からも控えるべき行動です。

 

もし就寝中に雪が積もり、マフラーが埋もれてしまうと、排気ガスが車内に逆流して

一酸化炭素中毒に陥る可能性があります。

 

また吹雪の場合は、全体が埋まらなくても、

クルマの背後から激しく雪に吹き付けられれば、同様の危険性を招くことがあります。

 

何も知らないとエアコンに頼りがちですが、雪の日には注意です。

 


 

本誌ではさらに詳しい車中泊の冷え込み対策や、凍結、積雪の対処法も紹介されています。

この知識は災害時にも役立ちそうです。

こちらからお読みいただけます。