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《進化する地図》伊能忠敬の地図完成から200年

現在の地図のつくりかた

 

今年は、伊能忠敬が手がけた本格的な日本地図が完成して200年

近年、地図はデジタル化が進み、スマホなどでいつでもどこでも見られるようになりました。

さまざまな情報を取り込み、防災などにも役立っています。

 

伊能忠敬(1745~1818年)、今の千葉県に生まれ、家業に精を出した後、49歳で引退。

50歳で江戸に出て55~71歳の間にほぼ全国を歩いて測量しました。

 

伊能は高さ4~5メートルの測量ポールを二つの地点に立て、なわやくさりでポールの間の距離を測りました。

さらに手前のポールから見て次のポールが真北を基準に何度ずれているか方位磁石で調べ地図に反映させました。

また、複数の場所から一つの高い山への方位を測ったり、

天体観測で各地の緯度を導き出したりして、生じる誤差を少なくしました。

 

測量の旅10回を経て、伊能は縮尺の異なる大図、中図、小図から成る『大日本沿海輿地全図』を作りましたが

その完成前に73歳で死去しました。

全図は弟子たちの手で1821年に完成し、幕府に提出されました。

 

でき上がった日本地図は当時、世界最高レベルの正確さをほこっていたそうです。

 


現代の地図はこうして作られる


 

 

授業で使う地図帳や町の道案内地図など、いろんな地図がありますが、

それらの基礎となるおおもとの地図を作っているのが国土地理院(国の役所)です。

どうやって地図を作っているのでしょうか。

 

(1)空中写真を撮影する

測量用の飛行機から、地図作りに必要な場所をくまなく写真撮影します。

空中写真は航空写真ともいいます。

 

(2)空中写真をもとに図に描く

撮影した空中写真を特別な機械で立体的に見て、道路や建物、等高線などを正確な位置にして描きます。

これが地図のもとになります。

 

(3)実際に行って調査する

木におおわれた道路の形や建物の記号などについて、空中写真ではわかりにくい場所に行き、

実際はどうなっているのかを確認します。

 

(4)編集して見やすくする

2に3の結果を加え、全ての地物を地図記号にかきかえ、

建物記号や市区町村名などの地名を書き足して見やすく仕上げていきます。

 


 

 

本誌では、さらに技術が進み、人工衛星による自動運転車やドローンを使った

位置情報やルート案内などさまざまな技術が紹介されています。

こちらからお読みいただけます。

 

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