プレジデントファミリー(PRESIDENT Family)

『1人1台』端末がついに実現!

「GIGAスクール」で学校の学びがどう変わったのか

 

この春、全国の小中学生に1人1台の端末が行き渡ります。

文部科学省(以下文科省)が掲げる、「GIGAスクール構想」により

学校での学びが大きくかわろうとしているのです。

 

「GIGAスクール構想」というのは

「Global and Innovation Gateway for All」の略で、

これからの社会を生きる子どもたちに必要な教育をするために

ICT(情報通信技術)の効果的活用を目指す構想です。

 

当初の計画では、学校のインターネット環境を整えながら、2023年度までに

児童・生徒に1人1台端末を整備していくことになっていましたが、

2020年3月からの新型コロナウイルス感染拡大予防のための休業要請により

ICT環境が整っていた私立校がオンライン教育へ切り替えて授業を再開できた一方で

多くの公立校は、なすすべもありませんでした。

これを重く受け止めた文科省は、GIGAスクール構想に着手しました。

 


ICT端末で授業はどう変わる?


 

昨年春から

『知識・技能』『思考力・判断力・表現力等』『学びに向かう力、人間性等』の

三つの資質・能力を育む新学習指導要領が全面実施されているそうです。

 

すべての子どもたちの可能性を引き出す『令和の日本型学校教育』の構築を目指すとされ、

これらをしっかりと実施していくために、従来の教材に加えて

ICTも積極的に活用することが一番のポイントと言います。

 

ICTはあくまで道具で、それをどう使うかは先生次第だといいます。

授業でやれることが格段に増えることは間違いないですが

先生によって大きく差があるようです。

 


整備される端末とソフト


 

端末はクラウド活用を前提にWindows、iPad、Chromeの3つのOSが標準仕様例として示されています。

各OSでは教育用に無償で学習用ツールが提供されています。

 

《Windows》

Word、Excel、PowerPoint、Forms(アンケート・小テスト機能)、

Sway(発表ツール)、Teams(課題の作成・配布・回収・採点・評価)、

OneNote(クラス全員のノート管理)など

 

《iPad OS》

Pages(文書作成)、Numbers(表計算)、Keynote(プレゼン)、

クラスルーム(課題配布、授業管理など)、Swift Playgrounds(プログラミング教材)など

 

《Chrome OS》

Googleドキュメント(文書作成)、Googleスプレッドシート (表計算)、

Googleスライド(プレゼン)、Google Classroom(課題の作成・配布・回収・採点・評価)など

 


 

今後、1人1台の端末で新しい授業スタイルが確立されていきます。

ご家庭でも親子でその端末をどう活用しているかなど話してみることが大切になりそうです。

本誌ではGIGAスクール構想についてさらに詳しく知ることができます。