COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)[電子書籍パッケージ版]

オードリー・タン × 杉山文野

「日本の若者はどうすれば声をあげられるのか」

 

クーリエ・ジャポンの対談企画に登場したのは

35歳の若さで入閣した台湾のIT担当大臣のオードリー・タン氏と

東京レインボープライド共同代表理事の杉山文野氏。

 

台湾の若者たちはなぜ、社会に対して積極的に声をあげられるのか、

どうすれば日本社会は本当の意味で『自由』になるのか、

トランスジェンダーという背景を持つ両者が対談しています。

 


 

オードリー・タン氏と杉山文野氏はお二人とも1981年生まれのトランスジェンダーで

共通点がありながらも、別の世界を生きてきました。

トランスジェンダーとして感じてきた『生きづらさ』を話しています。

 

杉山:オードリーさんはトランスジェンダーとして男女両方の思春期を経験したことで、どちらの世界もわかるようになったそうですね。僕の場合は、両方経験したことで逆に自分がわからなくなった時期もあったんです。僕自身そういった悩みがありましたし、日本にはまだカミングアウトしづらい雰囲気があります。オードリーさんはトランスジェンダーであることに対してネガティブに感じたことはあるのでしょうか。

 

オードリー:いちばんの課題は名前でした。私の名前はもともと、伝統的で男性的な字を使った名前だったんです。なので、やっぱり名前は変えたかったですね。ノンバイナリーな、どちらのジェンダーでもない言葉を探すなかで選んだのがフェニックス(鳳凰)の「鳳」でした。

 

 


 

 

自由には『ネガティブ・フリーダム』と『ポジティブ・フリーダム』の2種類がある、と

オードリーさんは話します。

日本はどうすればポジティブ・フリーダムな社会に向かっていけるのでしょうか。

 

オードリー:まず、ネガティブ・フリーダムとは、不平等な制限からの解放のことです。一方でポジティブ・フリーダムとは、コミュニティのサポートがあったうえで、自分のポテンシャルを活かしきれることを指します。そもそも良いコミュニティがなければ、できることは限られます。コミュニティのサポートを受けて自己実現ができる環境はどんな国であろうと大切ですし、ポジティブ・フリーダムを実現するうえで重要なことでしょう

 

杉山:ポジティブ・フリーダムは台湾で、どの程度浸透しているのでしょうか。

 

オードリー:台湾では去年、リアルなプライドのパレードが実施できました。そのなかに「トランスジェンダー・プライド」というものもあったんです。トランスジェンダーの皆さんが社会で露出しているんですよ。これがマスメディアでも取り上げられています。映画でも、ゲームでも、漫画でも、トランスジェンダーがすごく前向きに捉えられている。だから当事者ではない人たちもトランスジェンダーをきちんと理解してくれているんです。

 


 

オードリー・タン氏と杉山文野氏が対談にて語るトランスジェンダーについて

こちらから記事をお読みいただけます。

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