趣味の文具箱 2020-09-07 発売号

映画『君の名は。』背景画クリエイター

マテウシュ・ウルバノヴィチの万年筆インク作品

 

◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆

 

東京に残る昔ながらの商品の佇まいを繊細で温かい水彩画に収めた作品集『東京店構え』

その作者、マテウシュ・ウルバノヴィチさんはアニメ映画『君の名は。』などの

背景画を担ったイラストクリエイターです。

大学時代に訪れた日本の街並みに魅了され、現在も東京で活躍しています。

 

デジタルも駆使しますが、フリーハンドの線でしか出せない有機的な印象を大切にしているそうです。

 

趣味の文具箱では、万年筆とインクと描き方について特集しています。

 

 

主線には『東京店構え』ではロットリングのイソグラフ、

続編『東京夜行』ではセーラー万年筆の蒼墨を入れたラミー サファリを使っています。

 

鉛筆で下書きをし、万年筆で清書をします。

万年筆で奥行きを表現したり、蒼墨で影の部分を塗ったり。

そして水彩絵具で着彩、その後水彩の上にディテールを足していきます。

 


『門 星があふれて』


 

『東京夜行』収録作品のひとつ。夜更けの東京・秋葉原の路地裏。

パースを圧縮して中央の橋に目線を集め、エアブラシで雨にかすむ建物を表現しています。

雨に濡れた鋪道の反射も美しい。

主線はセーラー万年筆の蒼墨とラミー サファリで描かれています。

 


 

 

本誌ではマテウシュさんの使っているツールや、

江崎グリコ・神戸ローストショコラの特別パッケージイラストなども紹介されています。

美しい作品とともに、マテウシュさんの愛用品などもご覧ください。