婦人画報

樹木希林さん「人とモノを生かしきること」

生前のまま遺されたご自宅へ

 

樹木さんがこちらの家を建てたのは、

娘の也哉子さん一家と暮らすためでした。

 

生活用品は最小限にし、美意識に適った、あるいは

元の持ち主からもらい受けた家具が整然と置かれ、

床は掃除のしやすさを最重視したという木製のバリアフリーです。

 

 

都会の真ん中であることを忘れてしまいそうな

清々しい空気に包まれた家の中。

 

「モノがあるとモノに追いかけられる。持たなければ頭がすっきりする」

そんなふうに折々に語った樹木さん。

ご自宅には見事にその精神が息づいています。

 

 

いつも玄米を召し上がっていた樹木さん。

きっかけは仏教書が説いた

「虫も食わない白米より自然のものの玄米のほうが人間の体にいい」

という考え方が腑に落ちたからだそう。

 

野菜は無農薬のものにこだわり、

郊外に出たときは地元の農家が作った地のものを多く買って

娘一家におすそ分けをしていたそうです。

 

あたたかな暮らしぶりを今も感じられる樹木希林さんのご自宅。

生き方からいろんな教えがあります。

 

記事の有効期限: 2019年12月31日 Tuesday