サンデー毎日

災害列島を生き抜く!生死を分ける避難術

《避難タイミングと非常用品リスト》

 

 

7月はじめから記録的豪雨に見舞われた九州地方。

特に熊本県の球磨川では上流から下流にかけての複数箇所で堤防が決壊し、被害が拡大しています。

九州7県の少なくとも55河川が反乱するなど甚大な被害をもたらしています。

道路脇にたまった瓦礫や流木、逆さまになった車の無残な姿。

氾濫で濁った水に覆われている街。

流れ込んだ濁流の威力を物語っています。

 

熊本、福岡、大分県などの死者は60人以上に上っています。

 


 

 

豪雨時の避難について、水難学会会長・長岡技術科学大大学院の斎藤秀俊教授は

「大雨に関する予報が出たときに、被災するのは限られた地域で自分のところは大丈夫だろう、という思い込みが多くの人にあります。ところが近年の大雨は、まさかここまでというところにまで、その脅威はおよんでいます。その認識のギャップが被害を大きくしているのです」

 

教授によると、警戒レベル3のうちに避難を開始しないと間に合わず

命を落とすケースが多々あるとのこと。

そのことを早い段階で家族と共に十分に話し合っておくことが肝要になります。

 


 

そして常日頃、持ち出す非常用品を準備しておくことが重要です。

 

・飲料水(1人1日3リットル)

・食料品(缶詰やビスケットなど人数分を3日分)

・懐中電灯

・携帯ラジオ

・携帯電話の充電器

・救急用品

・現金

・衣類

・下着

・雨具

 

また、新型コロナウイルス感染症対策として必要なものもあります。

 

・マスク

・体温計

・消毒液

・石鹸

・スリッパ

・ゴム手袋

 

これらをビニール袋に入れ、リュックサックで一つにまとめておきましょう。

 


 

注意したいのは大雨だからと長靴で避難することは間違いだということです。

長靴は内部に水が溜まりやすく、歩きづらくなることがあり厳禁です。

動きやすく、履き慣れたスニーカーが最適です。

 

本誌ではさらに詳しい避難術が掲載されています。

災害は予測できないことばかりですが、命を守るために事前に準備して

実際に起きたときに冷静に判断できるように知識をつけておきたいですね。

こちらからお読みいただけます。