
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
1冊タダ読み!
恵比寿と代官山の中間店。
坂の途中の隠れ家として存在感を増す、魚が主役の名フレンチ『abysse(アビス)』に
白石麻衣さんと大人デート。
乃木坂46を卒業したばかりの彼女が語る、28歳のリアルとは。

“まいやん”…そんな風に呼ぶのを躊躇ってしまうほど、赤ワインを傾ける彼女の横顔は美しく大人びていました。
ですが、白石さん本人は謙遜します。
「年齢にふさわしい大人に自分はなれていない、っていう感覚があって。たぶん、衣装ではあるものの、“制服”をずっと着てきたからか、若く思われがちでしたし、自分もそっちに引っ張られていたというか……。リアルな同世代の女性と比べたら、きっとまだまだなだんだと思います」
28歳。
昨年、アイドルグループ・乃木坂46を卒業。
不動のセンターとして走り抜けた10年間を経て今、ひとり、自分の足で立っています。
「肩書……ですか?私もわからないんです(笑)。どこかでアイドルっていうのが抜け切れていないのも正直なところですが、ひとりで出演した番組を見たら“モデル、女優”ってなっていて。それを見て、あ、もうアイドルじゃないんだな、と。不思議な感じはしてますね。きっと少しずつ変わっていくとは思うんですけど」
“元アイドル”という肩書がついてまわることは、決してネガティブに捉えていません。
「白石麻衣っていう人間を知ってくれる人が一人でも増えるなら、そう言われても、特に気にはならないです。自分を育ててくれた、成長させてもらった大事な場所にいたことは事実ですから」
“乃木坂愛”が人一倍強かった彼女には“グループロス”を感じることはなかったのでしょうか。
「ありましたよー(笑)。この10年間、濃い時間をメンバーと一緒に過ごしてきたわけですから。それでもグループは絶えず変化していくもの。新しい姿を一ファンとして楽しみにしているんです」
ひたむきに走ってきた10年間。
今の彼女は卒業して気持ちが楽にもなったといいます。
「いい意味で、卒業して気持ちが楽になったというか、肩の力が抜けた感覚は確かにあって。20代後半になった今、ようやく色んなことを楽しめる余裕が出てきたというか。歳を重ねることに対しても、ポジティブな気持ちしかないんです。
ひとりの女性としては、結婚への憧れもありますし、子どもも好きなので、いつかは家族を作れたらいいな、と思いますけど、まだ当分は、お仕事を頑張りたいですね」
これからもいろんな姿の白石さんを見ていきたいですね。
本誌ではインタビュー全文をお読みいただけます。
こちらからお読みいただけます。
1冊タダ読み!- 記事の有効期限 2022.03.26