ゆうゆう

『2022年もお金の使いすぎは禁物』荻原博子さんに聞くお金の世界の予測と対策

 

新型コロナウイルスの感染拡大が、ひとまず落ち着きを見せている2021年末、

これから迎える22年に、お金の世界はどう変わっていくのでしょうか。

前向きに暮らすためには何をすべきか、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説します。

 


物価の急上昇に加え、増え続ける国家予算の穴埋めに

将来は消費税増税の可能性も


 

「2022年、旅行や外食を楽しみたい」と考える人も多いかもしれませんが、

『ハメを外しすぎて、お金を使いすぎるのは禁物です』という荻原さん。

 

「なぜなら、物価が急激に上昇し、家計を取り巻く状況はどんどん厳しくなっているからです。たとえば、ガソリンは3月の1L当たり130円台から11月には160円に、電気代やガス代も12月で4ヶ月連続の上昇に。さらに、食品も、小麦、菓子類、バター、コーヒー豆……と軒並み1~2割値上がりしています」

 

燃料の値上がりは欧米や中国などでコロナ後の経済活動が再開して需要が増えたのが大きな要因。

食料品の値上がりは、地球温暖化による天候不順が下人で、どちらもすぐにおさまるものではありません。

 

「頼みの給料も、将来にまだ警戒感を抱く企業が次の春闘で賃上げを認めるとは思えません。一方で、政府は国家予算を年々増やし、財政赤字は膨張を続けています。五輪の赤字や新型コロナによる税収減なども加わり、いずれ穴埋めのために消費税増税の可能性も

そうなると収入が限られている年金生活の人にも、ダブルの打撃は必至。自分の家系は自分で守るつもりで、年の初めに家計を強化しておきましょう」

 


 

それでは、家計を見直すにはまずどうすればよいのでしょうか。

荻原さんは『まずは資産の棚卸しをしましょう』といいます。

 

自分の資産がどうなっているのか、預貯金や有価証券、保険などのプラスの財産と

住宅ローンなどのマイナスの財産を全部書き出します。

 

ポイントは、ノートなら見開きに、紙なら1枚に書くこと。

プラスの資産とマイナスの資産が一目瞭然で、

『住宅ローンがまだ多いから、低利のこの預金で繰り上げ返済をしよう』

『貯金が少ないから、保険を少し解約しよう』など具体的な見直しのアイデアがみつかります。

 

この棚卸しは、必ず夫婦一緒に行うのも大事なポイント。

 

「お互いが家計の状況を共有し、不安な部分を話し合って、これからの方針を決めれば、同じ目標に向かって協力態勢が整います」

 


 

本誌では、生活費の洗い出しや、どうやって出費を削っていくかなど細かいアドバイスが掲載されています。

こちらからお読みいただけます。