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トヨタが出資した電動垂直離着陸機で到来する

『空飛ぶタクシー』の時代

 

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近年各国で『eVTOL(電動垂直離着陸機)』の開発が急速に進んでいます。

 

ジョーベン・ビバート氏は、小学2年生の頃、

「ヘリコプターのように垂直に離着陸できる飛行機をつくりたい」と思っていたそう。

彼の自宅は北カリフォルニアのヒッピー集落にあり、

約7kmの山道を歩きながら考えていたそうです。

 

それから40年後、彼はプロペラを備えた電動飛行機を開発しました。

この”飛行機”はほぼ無音で、パイロットと4人の乗客を乗せて

最大240kmの距離を最高速度320kmで飛びます。

 

彼は今、1台の製造コストが40万ドルから150万ドルの電動飛行機で

“空飛ぶタクシー”のネットワークを構築し、人々を渋滞から開放しようとしています。

料金はウーバーの乗合タクシーとほぼ同額の約1.6kmあたり2.5ドルを想定。

 


出資者たち


 

ビバート氏には強力な支持者たちがいます。

2020年1月、トヨタ自動車が、彼が創業した『ジョビー・アビエーション』に

約4億ドルを出資。

 

故スティーブ・ジョブズのローリーン・パウエル・ジョブズ夫人や、

テスラ初期投資家のジェフ・スコール氏らも資金を注いでおり、

累計調達額は7億4500万ドル、企業評価額は26億ドルに上ります。

 

トヨタの豊田章男CEOは第二次世界大戦前に航空機を開発した彼の祖父・豊田喜一郎の

空飛ぶクルマへの夢をジョビーを通じて実現したい、とビバート氏に語ったそうです。

「空を飛ぶことができるようになれば、道路を公園に変え、私たちの街をもっと住みやすい場所に変えられる」

とビバート氏は話します。

 

懐疑論者たちはそれが現実になるのは少なくとも10年以上先だと考えているよう。

現代の最高品質のバッテリーでも、重量比でジェット燃料の14分の1のエネルギーしか生み出せません。

エアタクシーの航続距離と積載量はあまりにも少なく、ビジネスとしては成立しないそう。

 

しかしビバート氏は、現状の電気自動車のリチウムイオン電池でそれが可能だと考えています。

20年12月にウーバーの空飛ぶタクシー事業『エレベート(Uber Elevate)』を買収したジョビーは、

23年に連邦航空局(FAA)の安全認証を取得し、エアタクシー事業を始める計画です。

 


 

1980年代に公開された映画『Back to the Future』に出てきていた

空飛ぶ車たちが現実になる日も遠くないのかもしれません。

この企業や、実現への道はこちらから詳しくお読みいただけます。

記事の有効期限: 2021年6月26日 Saturday

 

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