子供の科学
《災害・非常時・ものづくり》
サバイバルロープワークをマスターしよう
◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆ 
まず、「ロープワーク」って何?という方が多いかもしれません。
ロープワークとは、目的にあった紐を結ぶことで、 “結ぶとき、ほどくときは簡単なのに、結んでいる間はほどけにくい”というのが特徴です。 靴のひもや、ネクタイを結ぶこともロープワークと言えます。
ロープワークは私たちの先祖がロープや縄1本で家を立てたり、橋をかけたり
さまざまなものを作ってきました。
ロープワークはまさに人間が生きていく上で、火を使うことと同じくらい重要な技術です。
現代の私たちがロープワークを知って役立てる場面は、 野外での活動(キャンプや登山)、災害時、そして物づくりの際にも役立ちます。 本誌では簡単なロープワークを紹介されています。

本誌では10個のロープワークを紹介していますが、
10個目の
『角縛り(十字架縛り)』は野外でイスやテーブルなど
さまざまな工作物をつくるときに使える縛り方です。
(1)柱になる木に巻き結びで巻き始める (2)余ったロープの端は、長い方のロープにからめる (3)巻き結びをした部分の上に木を乗せる (4)ロープを締めながら、図のように巻く (5)木の交差部分を締めながら巻く (6)図のようにロープを回して2~3回巻いていく (7)ロープを図のように直角方向に巻く (8)木と木の間とロープを締め上げるように中割りを入れて巻く (9)最後は巻き結びで留め終わる ロープワークの基本は、「結び留める」「つなぐ」「輪をつくる」「縛る」の4つ。 これを知り、いろんな結び方をマスターすることで、
災害時やキャンプや登山で使えます!
上の画像の
イスや、三脚、A型フレーム、シェルターなどかなり役立ちそうですね。
気になるロープワーク10個はこちらからご覧いただけます! 
記事の有効期限: 2020年12月17日 Thursday
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