
BIRDER(バーダー)
鳥の都会暮らしはじめました。
コラム:電柱スズメに未来はあるか? ◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆ 街暮らしの代表鳥といえば、スズメ。 しかし、「近頃スズメを見る機会が減った気がする」と 著者の柴田圭秀さんは言います。 柴田さんは、都市鳥研究会幹事の科学ジャーナリスト。 NHKの自然番組の制作で世界中の鳥を見てきた 鳥のスペシャリスト。 昔の日本と、今の日本で変わってきた街並み、 家個体の状況により、スズメが減少せざるを得ない環境に なりつつあるそう。 スズメたちは、電柱部品の中に巣を作ることが多く、 豊島区での調査によると巣の83.3%が電柱部品にありました。 しかし、見栄えが悪いからという理由で 電線の地中化をする計画がどんどん進んでいます。 2017年6月にはオリンピック整備に向け、 「無電柱化推進条例」が東京都で可決され 電柱部品をより所にしているスズメたちにはピンチ…! 都会で暮らす、スズメたちは これからどうなってしまうのか…!?