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..教育を考える「伝えること」が苦手な子どもたち「安心」からのスタート井上賞子読者の実践ダイジェスト通級による学校支援の実践—Aくんの支援プランを一緒に考えよう—笹森洋樹/岡田克己444656【表紙..
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..ている子どもは少なくない。ひらがなが正確に読めない小学生は0・2�l、カタカナは1・4�l、漢字は6・9�lいることが報告されている。「低次の読み」は努力さえすれば獲得できる、と思っている人はま..
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..ひらがなが正確に読めない小学生は0・2�l、カタカナは1・4�l、漢字は6・9�lいることが報告されている。「低次の読み」は努力さえすれば獲得できる、と思っている人はまだ多いが、「低次の読み」の..
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..漢字は6・9�lいることが報告されている。「低次の読み」は努力さえすれば獲得できる、と思っている人はまだ多いが、「低次の読み」の困難は努力不足ではないのである。今回は、その「低次の読み」に困難が..
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..の困難は努力不足ではないのである。今回は、その「低次の読み」に困難がある事例と支援について取り上げる。読みに困難がある事例*小学校1年生の男子である。ひらがなとカタカナの学習が終わり、漢字学習が..
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..終わるころには覚えることができた。しかし、音読の宿題をほかの子と同じ分量をまじめにしてきているにもかかわらず、授業中の教科書の音読では一文字ずつでしか読めない。また、「は」を「わ」と、「へ」を「..
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..一文字ずつでしか読めない。また、「は」を「わ」と、「へ」を「え」と読んでしまうし(例えば、「右はし」を「みぎわし」と読む)、促音を「つ」、拗音を「よ」などのように、特殊音節をすべて一文字ずつ読ん..
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..。カタカナは、ひらがなよりももっとつまりながらでしか読めない。学習困難な子どもの支援を考える 第2回読み・書き・計算に困難さを抱える子どもの実態を把握し苦手な理由を探り、その支援方法をやさしく..
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..まりながらでしか読めない。学習困難な子どもの支援を考える 第2回読み・書き・計算に困難さを抱える子どもの実態を把握し苦手な理由を探り、その支援方法をやさしく解説します。河野俊寛(金沢星稜大学人間..
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..どの漢字は正確に読むことができる。授業での発言は活発にする。また、その発言内容も、ほかの子よりも優れていることが多い。担任の先生は、文字を読むときの姿とよい発言をする姿との大きな差にとまどってい..
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..の子よりも優れていることが多い。担任の先生は、文字を読むときの姿とよい発言をする姿との大きな差にとまどっている。幼稚園での様子を保護者に聞くと、読み書きの学習に関心がなく、読み書きの時間は部屋か..
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..み書きの学習に関心がなく、読み書きの時間は部屋から出て行って学習に入ろうとしなかった、という。しかし、絵本の読み聞かせは大好きで、いつも一番前に座って聞いていた、というエピソードもある。さて、こ..
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..って学習に入ろうとしなかった、という。しかし、絵本の読み聞かせは大好きで、いつも一番前に座って聞いていた、というエピソードもある。さて、ここからは、前回紹介した「学習困難をPDCAサイクルで支..
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..単語をまとまりで読むことができない。. 清音は読めても、特殊音節を一文字一文字読んだり、「へ」や「は」を、助詞の場合とそうでない場合とで区別ができていなかったりする。仮説のポイント1これらの子ど..
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..まりで読むことができない。. 清音は読めても、特殊音節を一文字一文字読んだり、「へ」や「は」を、助詞の場合とそうでない場合とで区別ができていなかったりする。仮説のポイント1これらの子どもの姿から..
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..、助詞の場合とそうでない場合とで区別ができていなかったりする。仮説のポイント1これらの子どもの姿から、読みの正確さと流ちょうさに問題がある、と考えればよい。なぜ、特殊音節や助詞の「へ」「は」「を..
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..合とで区別ができていなかったりする。仮説のポイント1これらの子どもの姿から、読みの正確さと流ちょうさに問題がある、と考えればよい。なぜ、特殊音節や助詞の「へ」「は」「を」に不正確さが生じるかと..
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..音と文字が一致していない表記に読みの困難さは出てくる。この事例では、一文字ずつ読む「逐語読み」が目立っていたが、文末を適当に自分で変えて読む「勝手読み」、書いてある文字をすべて読まないで読む「飛..
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..、文末を適当に自分で変えて読む「勝手読み」、書いてある文字をすべて読まないで読む「飛ばし読み」、単語や分節の途中で区切って読んでしまうなどの姿を示す読みに困難がある子も多い。子どもの姿2.カタカ..
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..ある文字をすべて読まないで読む「飛ばし読み」、単語や分節の途中で区切って読んでしまうなどの姿を示す読みに困難がある子も多い。子どもの姿2.カタカナが覚えられない。仮説のポイント2読みに困難がある..
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...カタカナが覚えられない。仮説のポイント2読みに困難がある場合しばしば見られる様子である。しかし、この原因はよくわかっていない。カタカナはひらがなに比較して学習時間が短いこと、使う頻度が少ないこ..
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..原因はよくわかっていない。カタカナはひらがなに比較して学習時間が短いこと、使う頻度が少ないこと、ひらがなよりも文字の特徴が少ないことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の..
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..較して学習時間が短いこと、使う頻度が少ないこと、ひらがなよりも文字の特徴が少ないことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の読み書き学習に関心を示さない、というエピソードを..
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..と、使う頻度が少ないこと、ひらがなよりも文字の特徴が少ないことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の読み書き学習に関心を示さない、というエピソードをもっている読み困難な子..
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..が少ないこと、ひらがなよりも文字の特徴が少ないことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の読み書き学習に関心を示さない、というエピソードをもっている読み困難な子どもは少な..
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..も文字の特徴が少ないことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の読み書き学習に関心を示さない、というエピソードをもっている読み困難な子どもは少なくない。仮説のポイント3就学..
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..いことなどが原因ではないかと考えられている。子どもの姿3. 就学前の読み書き学習に関心を示さない、というエピソードをもっている読み困難な子どもは少なくない。仮説のポイント3就学前に読み書き学習に..
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..書き学習に関心を示さない、というエピソードをもっている読み困難な子どもは少なくない。仮説のポイント3就学前に読み書き学習に関心がない子は必ず読み書きの困難がある、とはいえないことには注意してほし..
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..困難な子どもは少なくない。仮説のポイント3就学前に読み書き学習に関心がない子は必ず読み書きの困難がある、とはいえないことには注意してほしい。また、読み書き学習には関心を示さなくても、絵本の読み聞..
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..読み書き学習に関心がない子は必ず読み書きの困難がある、とはいえないことには注意してほしい。また、読み書き学習には関心を示さなくても、絵本の読み聞学習困難な子どもの支援を考えるイラスト/クボトモコ..
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..困難がある、とはいえないことには注意してほしい。また、読み書き学習には関心を示さなくても、絵本の読み聞学習困難な子どもの支援を考えるイラスト/クボトモコ03 月刊『実践障害児教育』かせは大好きだ..
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..がある、とはいえないことには注意してほしい。また、読み書き学習には関心を示さなくても、絵本の読み聞学習困難な子どもの支援を考えるイラスト/クボトモコ03 月刊『実践障害児教育』かせは大好きだった..
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..き学習には関心を示さなくても、絵本の読み聞学習困難な子どもの支援を考えるイラスト/クボトモコ03 月刊『実践障害児教育』かせは大好きだった、ということは、ただ文字への関心が薄かった、というだけで..
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..大好きだった、ということは、ただ文字への関心が薄かった、というだけで、お話の世界が嫌いだったことではない、ということにも注意してほしい。大人は、お話=文字、という図式を思い浮かべるかもしれないが..
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..話の世界が嫌いだったことではない、ということにも注意してほしい。大人は、お話=文字、という図式を思い浮かべるかもしれないが、読みに困難がある子にとっては、お話と文字は別のことである。子どもの姿4..
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..が嫌いだったことではない、ということにも注意してほしい。大人は、お話=文字、という図式を思い浮かべるかもしれないが、読みに困難がある子にとっては、お話と文字は別のことである。子どもの姿4. 発言..
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..ことではない、ということにも注意してほしい。大人は、お話=文字、という図式を思い浮かべるかもしれないが、読みに困難がある子にとっては、お話と文字は別のことである。子どもの姿4. 発言は活発にし、..
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..思い浮かべるかもしれないが、読みに困難がある子にとっては、お話と文字は別のことである。子どもの姿4. 発言は活発にし、その内容も優れている、という姿からは、学習意欲があり、理解にも問題がないこと..
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..は、お話と文字は別のことである。子どもの姿4. 発言は活発にし、その内容も優れている、という姿からは、学習意欲があり、理解にも問題がないことがわかる。仮説のポイント4読みだけに困難がある場合と、..
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..あり、理解にも問題がないことがわかる。仮説のポイント4読みだけに困難がある場合と、知的認知能力一般に困難がある場合との違いは、理解力の差でわかる。読みに困難があるだけではなく、文章の内容理解や算..
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..、理解にも問題がないことがわかる。仮説のポイント4読みだけに困難がある場合と、知的認知能力一般に困難がある場合との違いは、理解力の差でわかる。読みに困難があるだけではなく、文章の内容理解や算数な..
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..に困難があるだけではなく、文章の内容理解や算数などの理解にも苦労している場合は、知的認知能力にも原因がある可能性が考えられる。しかし、この事例のように、韻ルートを、漢字は意味ルートを主として使う..
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..意味ルートには問題がないことが多い。したがって、漢字を正確に読めなくても意味がわかる、ということになる。そしてこのことは、支援にも活用できる。この支援については、次回の「高次の読み」が困難な事例..
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..ルートには問題がないことが多い。したがって、漢字を正確に読めなくても意味がわかる、ということになる。そしてこのことは、支援にも活用できる。この支援については、次回の「高次の読み」が困難な事例で説..
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..て、漢字を正確に読めなくても意味がわかる、ということになる。そしてこのことは、支援にも活用できる。この支援については、次回の「高次の読み」が困難な事例で説明する。なお、この事例では漢字は読めてい..
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..意味がわかる、ということになる。そしてこのことは、支援にも活用できる。この支援については、次回の「高次の読み」が困難な事例で説明する。なお、この事例では漢字は読めていたが、漢字の音読みと訓読みが..
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..とになる。そしてこのことは、支援にも活用できる。この支援については、次回の「高次の読み」が困難な事例で説明する。なお、この事例では漢字は読めていたが、漢字の音読みと訓読みが混乱したり(例えば、「..
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..になると、正確に読めなくなったりする子は多い(例えば、「間」は「あいだ」「かん」「けん」「ま」などと読める)。しかし、この場合でも、漢字が表している意味がわかっていると、文章の内容は理解できる。..
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..よりも勉強が嫌にならないようにすることが重要である。そのためには、文字を使わない口頭での学習場面を多くつくることである。また、苦手な読みを改善しようとして、過剰な量発言は活発で、学習内容も理解で..
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..にならないようにすることが重要である。そのためには、文字を使わない口頭での学習場面を多くつくることである。また、苦手な読みを改善しようとして、過剰な量発言は活発で、学習内容も理解できているのにも..