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..いきます。草木や虫、花や天気や鳥、はっとすることば、おもしろい言い回し、そのなかに、はじめて出合う季節があるかもしれません。,{6C6CEA1C-2D7D-491A-9B8D-BD2D9906..
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..矢を入れる籠かごで、花の姿が似ています。靫草が花期を終える頃、梅雨空の下で花はな菖しょう蒲ぶやあやめが咲きます。ちなみに端たん午ごの節句に軒に挿し、風呂に入れる菖蒲は別種です。葉は花菖蒲やあや..
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..える頃、梅雨空の下で花はな菖しょう蒲ぶやあやめが咲きます。ちなみに端たん午ごの節句に軒に挿し、風呂に入れる菖蒲は別種です。葉は花菖蒲やあやめに似ていますが芳香があり、花は淡緑色の穂で目立ちませ..
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..いますが芳香があり、花は淡緑色の穂で目立ちません。日本の七十二候に対し、中国では、「鹿角解」と「蜩始鳴」。牡お鹿じかは春に角が落ち、夏には「袋角」といって、まだやわらかく小さな角が袋を被ったよ..
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..ん、菜な種たね梅雨、花の雨、春驟しゅう雨う」と春の雨の名があり、歳時記の「春」の天文の項を見ますと、「春の雨、春雨、春イラスト:北村さゆり放送6月2日(日)再放送6月5日(水)梅つ雨ゆ晴はれ間..
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..────原句擂り鉢のやさし輪唱木の芽和このハガキを手にして、まず擂り粉木が擂り鉢の溝に触れて回りながらゴリゴリと出す音を「輪唱」とみたところをおもしろく思いました。惜しいのは「やさしき(やさしい)..
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..ました。惜しいのは「やさしき(やさしい)輪唱」とするところが「やさし」で終止してしまっているところです。「やさし」でプツン、「輪唱」でプツンとなりますと、「木の芽和」もプツンとなってしまいます。そこ..
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..しいのは「やさしき(やさしい)輪唱」とするところが「やさし」で終止してしまっているところです。「やさし」でプツン、「輪唱」でプツンとなりますと、「木の芽和」もプツンとなってしまいます。そこでこのプツ..
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..唱」とするところが「やさし」で終止してしまっているところです。「やさし」でプツン、「輪唱」でプツンとなりますと、「木の芽和」もプツンとなってしまいます。そこでこのプツン、プツンと切れてしまうところ..
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..ているところです。「やさし」でプツン、「輪唱」でプツンとなりますと、「木の芽和」もプツンとなってしまいます。そこでこのプツン、プツンと切れてしまうところを解消するために、「やさしき輪唱」としてみま..
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..を解消するために、「やさしき輪唱」としてみますと、今度は中七が乱れます。そこで、五・七・五を遵守して、中七で軽く切ってみます。添削例擂り鉢の輪唱やさし木の芽和───────・───────原句初孫の..
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..32,30の飲み物はやさしくあたためてくれます。ソーダ水方程式を濡ぬらしけり小お川がわ軽けい舟しゅう数学の問題を解きながらソーダ水を飲んでいたら、アッとその瞬間、少しノートにこぼしてしまいました。ノ..
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..放送6月19日(水)花も昏くれ水も昏れゆく子守唄うき草のよする汀みぎやわ阿あ蘇そは雪放送6月9日(日)再放送6月12日(水)稲妻のゆたかなる夜も寝ぬべきころ咳せきの子のなぞなぞあそびきりもなや..
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..和二十二年、「風かざ花はな」熊本での思い出が影響しているとその大らかで温かみのある作風は、郷・熊本の自然を愛し、村汀女は、とりわけ故自然を俳句に詠よんだ中常的な家庭の出来事やス」同人となった。..
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..でも根を下ろす真夏の花。平成七年作、『流りゅう速そ』く所収噴水や水の十字架くりかえし前まえ川かわ弘ひろ明あき噴水が天を目指しながら、そのたびに挫ざ折せつをくりかえす。それはあたかもキリストが十..
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..たしの▽くあすじるさ花はないののよ頃こうろがな誕た方んかじた生なょうの日びでなしのょでうし。ょうか。作さく者しゃもきっと、雨あめの日ひをあじさいに似にてるといわれ誕たん生じょう日び谷口美咲(小..
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..あじさいでしょうか。花はなを待まつ気き持もちがよく伝つわたってきます。あじさいの花はながようやく色いろづいて佐保明日花(小学5年)ろいですね。▽とげをもつバラが「チクチクおこっている」と感かん..
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..てきます。あじさいの花はながようやく色いろづいて佐保明日花(小学5年)ろいですね。▽とげをもつバラが「チクチクおこっている」と感かんじたのがおもしバラのはないつもチクチクおこってる坂上未優(小..
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..色いろづいて佐保明日花(小学5年)ろいですね。▽とげをもつバラが「チクチクおこっている」と感かんじたのがおもしバラのはないつもチクチクおこってる坂上未優(小学3年)▽直すぐ後うしろで揺ゆらぐ景..
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..がよくいま紫あ陽じさ花いや白しろよりいでし浅あさみどり渡わた辺なべ水すい巴は変へん化げ」とも呼よばれます。あじさい…あじさいは、花はなの色いろが変へん化かすることから「七しち39,{47562..
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..じさい…あじさいは、花はなの色いろが変へん化かすることから「七しち39,{475625EB-8E48-45EA-BE50-DFF356F47536}42,40常に「俳句の主人公は『われ』である..
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..揺れているコスモスの花の頼りなさと同時に存在感の確かさも思わずにはいられませんでした。父がこの世にいないという今を思う時、「昨夜といふ父の世のあり」というのも事実です。昨夜は父が生きていたとい..
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..妻の「いま」が、夫のやさしい目まな差ざしを通して描かれています。何か負ふやうに身を伏せ夫つま昼寝加か藤とう知ち世よ子こ作者は、前句作者の妻であります。「身を伏せ」て寝るのは癖かもしれませんが、この日..
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..桂かつら信のぶ子この花」。2は「花の王」と呼ばれ、1は「花ア冷し酒イウイスキーウ今年酒Aの鰭ひれ焦がしたり妻の留守栗くり田たやすし「立てば1座れば2歩く姿は百合美しい女性を花にたとえてこう言い..
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..ぶ子この花」。2は「花の王」と呼ばれ、1は「花ア冷し酒イウイスキーウ今年酒Aの鰭ひれ焦がしたり妻の留守栗くり田たやすし「立てば1座れば2歩く姿は百合美しい女性を花にたとえてこう言います。質問そ..
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..王」と呼ばれ、1は「花ア冷し酒イウイスキーウ今年酒Aの鰭ひれ焦がしたり妻の留守栗くり田たやすし「立てば1座れば2歩く姿は百合美しい女性を花にたとえてこう言います。質問その1その季節を答えてくだ..
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..姿は百合美しい女性を花にたとえてこう言います。質問その1その季節を答えてください。もヒントとなります)。から季語となっているものを選び、質問その2入れてください(音数や質問その1質問その3の名..
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..の文章の1と2のに、花*解質理き問解進そをめの深て1めい→るく解たこ説めとそ、をのお1勧→め質し問まそすの。2→解説その2…と基礎固め編27俳句ドリルを活用しましょう!小島健俳句ドリルこれでス..
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..。シ花見酒─ウフッ、花より酒?【夏】ア冷し酒(冷酒)─涼しくキュッと。ク焼酎、テ泡盛は同類季語。コビールも季語!タ菖蒲酒は端午の節句に。ノ梅酒は女性にも人気。ミ甘酒は消夏法の夏、の季語。【秋】..
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..まいを形容するのに、花の季語が使われます。「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」。牡丹も芍薬もボタン科で、夏の季語となっています。ですが、牡丹は落葉低木で、芍薬は多年草。つまり牡丹は俗にいう..
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..ば牡丹歩く姿は百合の花」。牡丹も芍薬もボタン科で、夏の季語となっています。ですが、牡丹は落葉低木で、芍薬は多年草。つまり牡丹は俗にいう木、芍薬は草です。したがって、芍薬は地上部が柔軟で木質をな..
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..さと気品の高さから「花の王」の雅称・異名があります。他方、芍薬のほうは「花の宰相」の雅称。この世から三尺浮ける牡丹かな小こ林ばやし貴たか子こ芍薬の後ろ姿が気に入らぬ鳴なる戸と奈な菜な後句、前述..
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..他方、芍薬のほうは「花の宰相」の雅称。この世から三尺浮ける牡丹かな小こ林ばやし貴たか子こ芍薬の後ろ姿が気に入らぬ鳴なる戸と奈な菜な後句、前述の「立てば芍薬」が前提?答■その1【春】カシル【夏】..
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..景です。紫あじさい陽花や青にきまりし秋の雨(明治27年)七しち変へん化げといわれるように紫陽花は、白で咲きはじめて色が変わります。一様ではありませんが「青にきまりし」と強い表現。それに降りかか..
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..色。行ゆかばわれ筆の花散る処とこまろで(明治28年)揺るがぬ信念をもって従軍記者として日清戦争の現場に赴おもきむます。帰国途中の船中で激しく喀かっ血けつ。予想はしていましたが記者としては死んで..
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..傷心の旅の終りの桃の花」です。「傷心の旅」は一見抽象的ですが、あるイメージを心に浮かべられます。切れ字を活用して「傷心の旅の終りや・桃の花」とすれば、「傷心の旅」のイメージが桃の花とうまく響き..
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..心の旅の終りや・桃の花」とすれば、「傷心の旅」のイメージが桃の花とうまく響き合うのではないでしょうか。感情を一切排するならば、俳句の世界は狭くなってしまいます。「よろこべばしきりに落つる木の実..
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..旅」のイメージが桃の花とうまく響き合うのではないでしょうか。感情を一切排するならば、俳句の世界は狭くなってしまいます。「よろこべばしきりに落つる木の実かな富とみ安やす風ふう生せい」「露の土踏ん..
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..寒の朝原句花壇ちる雪花背中に手入れをす▼作句意図運動にと思い、春待つ花壇を手入れしておりますと、日は射していますのに、雪花が背中に散り始めました。岡山県西粟倉村河野きみ子雪花を背中に感じながら..
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..射していますのに、雪花が背中に散り始めました。岡山県西粟倉村河野きみ子雪花を背中に感じながら、花壇の土の準備をしています。春を待つ心が伝わってきます。添削例では「花壇の手入」として分かりやすく..
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..西粟倉村河野きみ子雪花を背中に感じながら、花壇の土の準備をしています。春を待つ心が伝わってきます。添削例では「花壇の手入」として分かりやすくしました。心のこもった「手入」という動作を「かな」で..
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..強調します。添削例雪花が背せなに花壇の手入かな原句大だい根こ漬寺へ一ひと樽たる運びけり▼作句意図母は三樽のたくあんを毎年漬けていた。その一樽は菩ぼ提だい寺じへ運んだ。暮の挨拶であった。福岡県糸..
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..と、その横に金木犀の花。良い香りがしていたのでしょうが、改めて金木犀と気づきました。秋の深まりを感じさせる花です。添削例では「山道とある」として下五につなぎ、一句が金木犀に,{6ABDC3D6..
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..の深まりを感じさせる花です。添削例では「山道とある」として下五につなぎ、一句が金木犀に,{6ABDC3D6-CC4C-4865-AD87-459142BE5C0B}61,実際には作者は見舞われ..
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..)は入学ですが、桃の花名乗り、身を律していた人たちが想像されまた」と記しています。き矜ょう持じを持って士族と者は「女学校一年まで書類に士族と書きまし書き入れました。いつの時代でしょうか。作した..
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..あり、「士族」と桃の花の咲くころに、入学の書類を整えま石川県加賀市石田未枝★桃の花士族と書きて入学す今月の佳句添削を必要としない句をご紹介します寒鯉を下げて産後の子を見舞ふ添削例単純な方がよい..
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..加賀市石田未枝★桃の花士族と書きて入学す今月の佳句添削を必要としない句をご紹介します寒鯉を下げて産後の子を見舞ふ添削例単純な方がよいのです。はないと思います。俳句ではなるべく字面が「親子」の「..
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..すべっていく。そんな暮らしのなかの「赤とんぼ」であって、子供は自然に適応するすべを知っている。夕暮れには追われる方のとんぼの心になれる。追われながら見る夕焼けは、火の玉のように赤いのだ。背丈がのび..
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..の思い出、また日々の暮らしの中で体験する季節との出会い、そして季語の発見……季節往来は、季節の話題を紹介するコーナーです。構成:石田郷子テーマ私の好きな木,{41E3B210-50A7-448F-..
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..なった。春には淡紅の花が一面に咲き、とてもきれいだった。その桃の木も老木となり伐って久しいが、一本だけ観賞用に残している。毎年優しい花を咲かせるたびに、今は亡き父母のことが思い出される。孫が来..