現役の実務家教員17名へのインタビューをもとに、具体的に何を考えどのように振る舞っているのかを紹介
これまでの書籍では、どちらかといえば、実務家教員としてあるべき振る舞い方を制度的・社会的な位置づけや教育指導力・研究能力との関連で規範的に論じてきたのに対し、本書は、現役の実務家教員17名へのインタビューをもとに、具体的に何を考えどのように振る舞っているのかの実態を紹介しているのが特徴です。授業における学生の反応や、同僚の教員とのやりとり、地域の人々との出会いを通じて、自らが期待される大学教員としての振る舞いに対して、自分なりの方法論を編み出していっています。そうした実務家教員の言葉が、実務家教員を目指す皆さんにとって、具体的な行動指針のヒントとなれば幸いです。