産婦人科領域における低侵襲手術・縮小手術の目覚ましい進歩により,手術適応や治療戦略が大きく変化しています。
本特集では,内視鏡手術,ロボット支援手術,妊孕性温存手術に加え,放射線治療の新たな選択肢であるハイブリッドRALSなど,いま注目されるトピックスを各分野のエキスパートがわかりやすく解説しました。
手術手技だけでなく,適応や治療選択の考え方も整理し,手術を専門とする医師はもちろん,日常診療で患者説明や治療方針の検討に携わるすべての産婦人科医に役立つ特集です。
特集:エキスパートに学ぶ産婦人科縮小手術・低侵襲手術のトピックス
(企画:安彦 郁)
vNOTES
羽田 智則
vNOTES以外の単孔式手術
岩見 州一郎
子宮鏡手術
細野 隆
薬物療法時代における子宮内膜症手術の役割と低侵襲化
神田 龍人
単孔式ロボット手術
松浦 基樹
RSC時代に求められるMinimum Mesh Strategy―術直前診断に基づく個別化仙骨腟固定術―
市川 雅男
帝王切開子宮瘢痕症の最新トピックス
谷村 悟
卵巣がんに対する鏡視下手術
長又 哲史
子宮体癌・子宮頸癌の縮小手術と低侵襲化におけるセンチネルリンパ節生検の役割
飯塚 崇
子宮頸癌に対する組織内照射併用腔内照射(ハイブリッドRALS)
平岡 伸也
症例
長期ジエノゲスト患者の周閉経期における出口戦略―子宮内膜症と骨粗鬆症に対しバゼドキシフェン酢酸塩切替が有用と考えられた1例―
粒来 拓
外陰部腫瘍疑いで受診し急速に全身状態が増悪した壊疽性膿皮症の1例
中橋 一嘉
右卵巣腫瘍を疑い施行した腹腔鏡手術にて虫垂粘液性腫瘍が判明した1例
石沢 千尋
LNG-IUS子宮頸部部分穿孔に対し,子宮鏡下把持型異物鉗子での除去が有用であった1例
井関 茉美子
海外文献から
岐阜大学医学部産科婦人科学教室
子宮内膜上皮内腫瘍における併存子宮体癌の検出―子宮鏡を併用した内膜生検の有用性を検討した後方視的研究―
FMF妊娠初期リスクに基づく妊娠高血圧腎症発症リスクに対するアスピリンの効果
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