目次
◆[座談会]不況の出版界を襲う地殻変動 植田康夫×清田義昭×松田哲夫
<出版社の研究>
◆出版不況とノンフィクションの衰退 佐野眞一
◆講談社、101年目の試練と展望 丸山昇
◆小学館が起死回生賭けた機構改革 久保隆志
◆集英社「ジャンプ」反攻とブランド戦略 道田陽一
◆新潮社に吹いた2009年の追い風 長岡義幸
◆文藝春秋の両輪と「社内循環」 本誌編集部
◆マガジンハウス驚異の黒字決算 河合香織
◆光文社、起死回生の女性誌戦略 本誌編集部
◇元記者による内部告発手記
老舗夕刊紙「内外タイムス」突如休刊の真相 渡辺高嗣
◇「死刑になりたい」被告に死刑判決
土浦無差別殺傷事件金川真大被告からの手紙 篠田博之
◇映画「板尾創路の脱獄王」公開を前に
監督・主役・脚本を全てひとりで…独自の世界観を出せたらベスト 板尾創路 若月祐二
◇歯に衣着せぬ辛口対談!
第10回 環境問題なんて知らない 永六輔×矢崎泰久
◆「こころの時代」解体新書 〝9年カツマー論争を振り返る〟0 香山リカ
◆極私的メディア論 〝適切な対応・適正な予算〟 森達也
◆ナショナリズムという病理 〝小沢一郎vs宮内庁官僚・検察官僚の戦争〟 佐藤優
◆闘いはこれからだ! 〝仮釈放取り消しは検察の横やりだ!〟 三井環
<巻頭グラビア>
◆風刺天国 〝鳩山家の子ども手当て/普天間からお台場へ〟 マッド・アマノ
◆東京street! 〝新宿歌舞伎町の衰退〟 篝一光
◆今月のカラクリ雑誌 〝坂の上の雲と大陸への想い〟 今柊二
◆シャレにならなかった「新聞葬」 60年の歴史を閉じた内外タイムス
<連載コラム>
◆タレント文化人 筆刀両断! 〝竹中平蔵〟 佐高信
◆言論の覚悟 〝言論のルール作り〟 鈴木邦男
◆ドキュメント雨宮☆革命 〝ナショナルミニマム〟 雨宮処凛
◆大川総裁の月刊『壊』 〝托鉢のプロ中のプロ〟 大川豊
◆バカ裁判傍聴記 〝テキトーな被告人〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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