目次
◆「表現の自由」の脆弱さを露呈
上映中止騒動の経緯と問題点 篠田博之
◆6月9日上映&シンポを再現
上映中止と「自粛の連鎖」 森達也/坂野正人/鈴木邦男/野中章弘/他
◆6月21日シンポジウムを再現
映画館主と表現者たちの議論 田原総一朗/崔洋一/石坂啓/各地映画館主
◆和歌山県現地取材敢行!
太地町の人たちはどう考えているのか 綿井健陽
◇権力による会見開放をどう考えるべきか
崩壊しつつある記者クラブ制度と大手マスコミの特権 高田昌幸/神保哲生/上杉隆
◇揺れ動く実情とこの半年の経緯をたどる
記者会見開放をめぐる各省庁現場での攻防全経緯 畠山理仁
◇否決されたが石原都知事は「再提出」を明言
「非実在青少年」都条例改定とマンガの性表現規制 長岡義幸
◇知られざる近況と心情を綴った獄中手記
和歌山カレー事件死刑確定後も無実への思いは変わらない 林眞須美
◇その「遺書」を読んで疑問に捉われた
井上ひさしが残した謎の『遺言公正証書』 矢崎泰久
◇希望退職に応じた元社員が語る内情は
ブログ「リストラなう」が示した光文社の内部事情 編集部
◇善意のキャンペーンに思わぬ展開が…
TBS「余命1ヶ月の花嫁」乳がん検診キャラバンへの疑問 鳥集徹
◇歯に衣着せぬ辛口対談! 永六輔×矢崎泰久のぢぢ放談
第14回 菅直人なんて知らない!
◇柳美里の「今日のできごと」 〝キャバクラ〟 柳美里
◇マーシーのリハビリ日記 〝胆のうをとっ〟た 田代まさし
<巻頭グラビア>
◇風刺天国 〝ザ・コーヴ/増税巡礼/勝てば菅軍〟 マッド・アマノ
◇東京street! 〝新宿・渋谷事件簿〟 篝一光
◇今月のカラクリ雑誌 〝雑誌プレゼント対決〟 今柊二
◇映画「ザ・コーヴ」上映中止騒動の全経緯
<連載コラム>
◇タレント文化人 筆刀両断! 〝村上春樹〟 佐高信
◇言論の覚悟 〝皇居とイルカ〟 鈴木邦男
◇「こころの時代」解体新書 〝V字回復する心理とは〟 香山リカ
◇極私的メディア論 〝プロパガンダ展で見たプロパガンダ〟 森達也
◇ナショナリズムという病理 〝外務省沖縄担当大使の謎〟 佐藤優
◇ドキュメント雨宮☆革命 〝マツダの事件とある「試算」〟 雨宮処凛
◇大川総裁の月刊『壊』 〝参院選と菅一発内閣〟 大川豊
◇バカ裁判傍聴記 〝ホームレスと酒〟 阿曽山大噴火
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商品情報・内容
- 出版社:創出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月7日
■ メディア批評の総合誌
雑誌ジャーナリズムはいま、総体として危機に瀕しているような気がする。総合誌と呼ばれる雑誌は、この間次々と廃刊の憂き目にあっている。映像メディアが影響力を増大させているのと反比例して、雑誌メディアはジャーナリズムのなかでレゾンデートルを失いつつあるように見える。画一的な情報洪水のなかで排除されてしまう異論や少数意見を積極的に取り上げてきたのが『創』である。例えば大手マスコミが連日押しかけ、テレビ局がヘリコプターを飛ばすなどして外側から何とか覗こうとしていたオウム真理教・麻原前教祖の三女の邸宅に初めて足を踏み入れたのは『創』だった。あるいは連続幼女殺害事件から8年間、あれだけ報道がなされながら、宮崎勤被告が初めて心境を語ったメディアが『創』だった。これらは決して偶然ではない。大手マスコミがいくら物量作戦を展開しても、いやそうすればするほど肉迫するのが困難になるものも存在するのである。『創』は常に独自のスタンスで大手マスコミの報道できない領域に挑んできた。ゲリラに徹することが、雑誌ジャーナリズムに残された存在領域だと思うからである。
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