目次
特集: 褥瘡&口腔ケア・マネジメント
■特集にあたって(倉田なおみ)
■入院・在宅患者のQOL低下の原因と薬学的管理の重要性(亀山祐美ほか)
■ビジュアル 褥瘡&口腔疾患
・多彩な褥瘡病変と褥瘡と間違いやすい皮膚病変(磯貝善蔵)
・さまざまな原因より惹起する口腔疾患(北川善政ほか)
■褥瘡マネジメントのトレンド
・褥瘡治療薬の適切な選び方・効果的な使い方の理論
―ガイドラインとピットフォール―(古田勝経)
・褥瘡治療薬の特性
―褥瘡の創傷薬理学と創傷薬剤学―(野田康弘)
・褥瘡患者の感染管理(溝神文博)
・褥瘡の予防・治療に必要な栄養管理(伊藤由紀)
■口腔マネジメント はじめの一歩
・口腔機能・環境が重要な理由(大野友久ほか)
・誤嚥・口腔疾患を惹起する薬剤の薬学的管理(北岡美子)
■ケーススタディ 褥瘡&口腔マネジメント
・入院患者の褥瘡マネジメント(森川 拓)
・在宅患者の褥瘡マネジメント(水野正子)
・がん患者に起こる口腔内症状とマネジメント(大田洋二郎)
・がん患者の口腔内ケアと服薬指導(大戸祐治ほか)
・ドライマウスに対する口腔マネジメント(柿木保明)
・ビスホスホネート製剤服用患者の口腔ケア・マネジメント
(羽鳥仁志ほか)
■Exercise
SERIES
■症例から学ぶ TDM 実践アプローチ 第25回
抗てんかん薬 ~バルプロ酸~
(喜古康博ほか)
■臓器障害からひも解く生理学 11
めまいから平衡感覚の役割と意義を考える
(當瀬規嗣)
■病気百話 よくわかる疾患の病態生理 100 ~最終回~
薬剤の副作用と薬害
―万能薬を探し求めて
(北岡建樹)
Report
■自己組織化マップによる
副作用情報のビジュアル化(II)
―臨床現場における活用と課題
(佐藤憲一ほか)
NEWS
・重度の睡眠呼吸障害を持つ男性(40~70歳)は
死亡のリスクが高い
・夜間頻尿への取り組み
・コンタクトレンズ関連角膜感染症
・米国における腎機能および肝機能低下患者を対象とした
既承認抗がん薬の第I相試験
≪巻頭言≫
1997年の薬剤師法改正により,薬品情報提供用紙を患者に渡すことになりました.当初はそれを作成するためのソフトもなく一大事でしたが,徐々に環境も整い,13年が過ぎた今日では,病院でも保険薬局でも薬品情報提供用紙を用いた服薬指導が当たり前のこととなりました.これを山頂に登りつめた状態とするならば,薬剤師の褥瘡へのかかわりは,まだまだ1合目というところ,口腔内ケア・マネジメントにおいては,まだ山に登る準備中というところではないでしょうか.
患者中心の医療を提供するには,薬剤師もチーム医療の一員として,その能力を最大限に発揮して患者支援に努めるべきです.“薬”が関係する褥瘡治療も口腔内ケアも,当然患者支援の1つです.しかし,今まで薬学部では褥瘡や口腔内ケアに関する授業はありませんでしたから,薬剤師がその能力を発揮するためには,まずは薬剤師一人ひとりが知識を習得して能力を身につけなくてはなりません.本誌がその一助となるようにと思い,この特集を組みました.
薬剤師の役割は,時代とともに薬品管理,調剤,DI,病棟業務,服薬指導と,水面に落とした水滴がつくり出す波紋のように広がってきました.患者中心の医療を提供する多くの場面で“薬”が関与していますから,今後もその波紋は大きく広がっていくことでしょう.その波紋の1つが褥瘡であり,口腔内ケア・マネジメントです.
波紋が消えずに広がり続けるならば,10年後,医療の中で薬剤師がどのような役割を担っているのか,みるのがとても楽しみです.
倉田 なおみ 昭和大学 薬学部 薬剤学教室 准教授
■特集にあたって(倉田なおみ)
■入院・在宅患者のQOL低下の原因と薬学的管理の重要性(亀山祐美ほか)
■ビジュアル 褥瘡&口腔疾患
・多彩な褥瘡病変と褥瘡と間違いやすい皮膚病変(磯貝善蔵)
・さまざまな原因より惹起する口腔疾患(北川善政ほか)
■褥瘡マネジメントのトレンド
・褥瘡治療薬の適切な選び方・効果的な使い方の理論
―ガイドラインとピットフォール―(古田勝経)
・褥瘡治療薬の特性
―褥瘡の創傷薬理学と創傷薬剤学―(野田康弘)
・褥瘡患者の感染管理(溝神文博)
・褥瘡の予防・治療に必要な栄養管理(伊藤由紀)
■口腔マネジメント はじめの一歩
・口腔機能・環境が重要な理由(大野友久ほか)
・誤嚥・口腔疾患を惹起する薬剤の薬学的管理(北岡美子)
■ケーススタディ 褥瘡&口腔マネジメント
・入院患者の褥瘡マネジメント(森川 拓)
・在宅患者の褥瘡マネジメント(水野正子)
・がん患者に起こる口腔内症状とマネジメント(大田洋二郎)
・がん患者の口腔内ケアと服薬指導(大戸祐治ほか)
・ドライマウスに対する口腔マネジメント(柿木保明)
・ビスホスホネート製剤服用患者の口腔ケア・マネジメント
(羽鳥仁志ほか)
■Exercise
SERIES
■症例から学ぶ TDM 実践アプローチ 第25回
抗てんかん薬 ~バルプロ酸~
(喜古康博ほか)
■臓器障害からひも解く生理学 11
めまいから平衡感覚の役割と意義を考える
(當瀬規嗣)
■病気百話 よくわかる疾患の病態生理 100 ~最終回~
薬剤の副作用と薬害
―万能薬を探し求めて
(北岡建樹)
Report
■自己組織化マップによる
副作用情報のビジュアル化(II)
―臨床現場における活用と課題
(佐藤憲一ほか)
NEWS
・重度の睡眠呼吸障害を持つ男性(40~70歳)は
死亡のリスクが高い
・夜間頻尿への取り組み
・コンタクトレンズ関連角膜感染症
・米国における腎機能および肝機能低下患者を対象とした
既承認抗がん薬の第I相試験
≪巻頭言≫
1997年の薬剤師法改正により,薬品情報提供用紙を患者に渡すことになりました.当初はそれを作成するためのソフトもなく一大事でしたが,徐々に環境も整い,13年が過ぎた今日では,病院でも保険薬局でも薬品情報提供用紙を用いた服薬指導が当たり前のこととなりました.これを山頂に登りつめた状態とするならば,薬剤師の褥瘡へのかかわりは,まだまだ1合目というところ,口腔内ケア・マネジメントにおいては,まだ山に登る準備中というところではないでしょうか.
患者中心の医療を提供するには,薬剤師もチーム医療の一員として,その能力を最大限に発揮して患者支援に努めるべきです.“薬”が関係する褥瘡治療も口腔内ケアも,当然患者支援の1つです.しかし,今まで薬学部では褥瘡や口腔内ケアに関する授業はありませんでしたから,薬剤師がその能力を発揮するためには,まずは薬剤師一人ひとりが知識を習得して能力を身につけなくてはなりません.本誌がその一助となるようにと思い,この特集を組みました.
薬剤師の役割は,時代とともに薬品管理,調剤,DI,病棟業務,服薬指導と,水面に落とした水滴がつくり出す波紋のように広がってきました.患者中心の医療を提供する多くの場面で“薬”が関与していますから,今後もその波紋は大きく広がっていくことでしょう.その波紋の1つが褥瘡であり,口腔内ケア・マネジメントです.
波紋が消えずに広がり続けるならば,10年後,医療の中で薬剤師がどのような役割を担っているのか,みるのがとても楽しみです.
倉田 なおみ 昭和大学 薬学部 薬剤学教室 准教授
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