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商品情報・内容

■ 詩と言語と思想から時代と文化を剥決する

思潮社が発行する、現代日本の詩壇において中心的な役割を担う専門誌。第一線の詩人たちによる最新の詩作品をはじめ、現代詩の今を鋭く分析するエッセイや評論を多数掲載しています。さらに、注目の新人をいち早く発掘する「現代詩手帖賞」を主催するなど、これからの文学を創り出す情熱と才能が集うバイブルです。

商品名
現代詩手帖
出版社
思潮社
発行間隔
月刊
サイズ
A5
発売日
毎月28日

目次

【特集】詩集ブックガイド2026

◎書評
郷原 宏 精密で美しい読解 斉藤毅『石原吉郎の詩の構造――他者、言語、世界』
野村喜和夫 ジャック・ヴァシェとは何か ジャック・ヴァシェ『戦争の手紙 1914–1918』
田野倉康一 必敗の沃野 高橋睦郎『日本の近代詩を読む』『三島由紀夫との六十年:敗北という生き方』
貞久秀紀 ふしぎな心持ちで 岩阪恵子『一羽』
四元康祐 21世紀の詩人のための導きと励ましの書 ヨシフ・ブロツキー『レス・ザン・ワン』
川口晴美 出ていくことを繰り返すそこは中庭 井戸川射子『中座を横から見たscene』 
細見和之 平居謙ならではの快著 平居謙『平成詩史論』
和合亮一 嚙むほどに詩の味、深く 近藤洋太『草野心平』
田中庸介 人間・谷川俊太郎、よろしくある 正津勉『MEMORABILIA 谷川俊太郎』
杉本 徹 イェイツの現在性 栩木伸明『W・B・イェイツ ケルトの薄明、詩人の黄昏』 
究極Q太郎 天使の羽根のために 巻上公一『眼差から帰還する』
石田瑞穂 生を望む言葉の花 ジャン゠ミッシェル・モルポワ『花通り』
駒ヶ嶺朋乎 わかりやすい詩のガイド、解禁 野村喜和夫『詩脳講義』
岸田将幸 いつまでもおとうさん ながし『流れつづける水の歌』
久谷 雉 むしろ「逸民」としての谷川俊太郎に会いたかった 『詩人S――谷川俊太郎 単行本未収録詩集』
山田亮太 空と山小屋 アン・カーソン『かみあわないノーマ』
峯澤典子 境界を越えて届く。雪という消えない魅惑の言葉。 福嶋伸洋編訳『雪の詩集』
望月遊馬 言葉のなかの小部屋――作品の自己言及性 髙塚謙太郎『散文の連なりについて』
文月悠光 受け継がれる抵抗の言葉 宮尾節子『恋国』
菊井崇史 詩の階調に秘められた景と声の描出 中本道代『風に鳴る山』
岡本 啓 詩人個人 杉本真維子『言葉に渇く底なし沼』
小野絵里華 知らないのに、知っている。 三角みづ紀『メキシコ』
藤本哲明 人々は悉く行分けの舞台に立つ 森本孝徳『懐炉』
山﨑修平 ギンズバーグの「生」とテクスト ヤリタミサコ『アレン・ギンズバーグ――裸形の生と詩と』
水下暢也 文鳥のこと 井坂洋子『文鳥』
青野 暦 作品論へのいざない 島﨑今日子『富岡多惠子の革命』
草間小鳥子 声は、光は、干渉する 『カニエ・ナハ詩集』
梁川梨里 言葉が世界を生成する瞬間 駒ヶ嶺朋乎『ゐのなか』
小島日和 わたしは「わたし」を育てている 『氷見敦子全詩集』
暮田真名 =さみしさ 最果タヒ『溶けていく氷にとってぼくらは永遠』
長濵よし野 逃避行を共にして 成清朔『彼方の幽霊』
姜 湖宙 朝、コッペパンと「声」 深沢レナ『海を聴く』
関根健人 スプロールするラボラトリー 熊倉ミハイ『幸せ』『宣生』
緒方水花里 水族館と現代音楽のコンパクトにディスクする魚群は詩集だ 小笠原鳥類『小笠原鳥類のCDは魚だ』
栫 伸太郎 「靴の寸法があはなくなる」こと 鶴岡善久編『モダニズム詩集Ⅱ』


◎小詩集
正津 勉 「桃源行」再訪/其の他 悼詩 つげ義春

◎作品
安藤元雄 しじみ汁
中本道代 野辺

◎レポート
縄田雄二 ことばの音楽の祝祭 ベルリン詩歌祭とJUNIVERS

◎連載詩
高橋睦郎 あなたとあなた 与謝野寛へ 与謝野晶子へ
時里二郎 斗 演習林
小池昌代 ゆびわ、くびかざり 蕎麦つゆのやうな目の女
古川日出男 だが火は歌うのか 火歌 hiuta
サワコ・ナカヤス/森山恵 による ガートルード・スタイン 世界はもろい釦 The World is a Tender Button

◎連載
四方田犬彦 うみべのまちで ぼくらはなかよし フライパンから鍋へ
森本孝徳 俺達はしないよ ニッポン現代詩史

◎連載
巻上公一 誰のための朗読か 詩人のための声帯潮流

◎月評
中島悦子 枠を超える言葉たち
佐峰 存 明晰な夢の最中にて

◎選評
伊藤比呂美 私は辛抱強くない
井戸川射子 「でも/おくれ毛も 羽衣も CGもあるんだよ」

◎新人作品
8月の作品

表紙作品│コイズミアヤ
表紙デザイン、扉・目次│佐野裕哉

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レビュー

  • 総合評価: ★★★☆☆ 3.17
  • 全てのレビュー: 6件
現代詩手帖
★★★★★2024年10月22日 インコ 自営業
毎月のテーマにとても触発されます。できたての現代史を読む楽しみ、じっくりと読む評論、学ぶことの多い論考、そして貴重な対談など、毎号盛りだくさんでうれしいです。
難解です
★★★☆☆2021年01月06日 さくら 自営業
難解ですが読み解く楽しさみたいなものもあります。 ごくたまにですが、購入しています。 新しい世界が広がります。
上級者向け…。
★★☆☆☆2020年01月16日 さくらこ 会社員
 角川短歌や角川俳句のような、初心者向けの雑誌ではない。 詩の制作を沢山してきた中級者向けの雑誌だと、思う…。 詩の内容も、初心者には、?というような詩が時たまあり、 理解するのは正直、かなりの詩の創作の経験が必要だろう。  
心に刺さらない
★★★☆☆2018年11月30日 ひるね 主婦
詩が好きで書いていますが、心に刺さる詩というのがあまりありません。 でももしかしたらこれから先、色々な詩を読んでいく中で好きな詩に出会えるかもしれないので、たまに買っています。
現代詩手帖は今は唯一日本の詩を紹介する雑誌となりましたが……。
★★★☆☆2016年04月21日 かんなみ やすこ 自営業
最近の詩の傾向がわかるはずですが、現代詩に失望しないようにしてほしい。販売の数はますます減少傾向にあるなか、詩に興味がある中高年に支持されています。その支持される理由はほとんどが自費出版した自分の詩集に満足している自称詩人たちなのです。若手といえば老人詩人の理解を越えた時代をテーマに書いているがため、時代について行けない老人たちが妙に理解を示した結果、やたらと賞を与えて持ち上げているきらいがあります。かなり抽象的表現だったり、ことば遊びに陥っているのもあります。人とひとをつなぐ役割が希薄に感じるのは私だけではなさそうです。思い上がった言葉に人の心に染み込んでゆく力が見当たりません。甘やかされて育っているからでしょう。切実さから離れてしまっているのもみかけます。これが現代詩と思いたくないので買ったりしています。この雑誌がなくなると日本の詩が滅びるように思うからです。
詩人に媚びず読者の感性に訴えかけるわかりやすい詩を求める
★★★☆☆2016年04月18日 10年前は詩人 自営業
いつも感じることですが、書き手の顔色を伺っているのでは。と感じてしまい、やたらと難しい言葉を使い、知的レベルの高さを表明しています。読者層を広げるより詩人たちの自己満足に寄与しているきらいがあります。はじめにことばありき、人と人をつなぐ道具として発展してきたのです。あまりにも現実生活から離脱している詩を読む読者はいません。詩は絵画や音楽と同様にくつろぎと安らぎを与えてくれなければ読む気になれません。あまりにも自分しかわからない抽象的なことばが氾濫し過ぎていて、イメージするのも困難な詩があります。

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Fujisanスタッフがご紹介

現代詩手帖は思潮社が発行している詩の専門誌です。現代日本を代表する詩人の作品を、誌面で毎月読むことができます。ベテランから若手の詩人まで、毎号多くの詩人の作品が掲載されているので、現代詩が好きな人には非常に読みごたえがある一冊です。作家ごとに異なった個性が楽しめる、さまざまなタイプの現代詩を読むことができます。掲載されている現代詩のなかには、各号が発売された季節にちなんだものもあります。春夏秋冬、季節の風物詩を取り入れた現代詩を楽しむことができるのも、この雑誌の大きな魅力です。

雑誌では毎月異なった詩人の作品が掲載されていますが、特定の詩人による連載コーナーもあります。毎月新しい作品が読めるので、詩人のファンにとってもうれしいコーナーです。連載コーナーでは詩だけでなく、エッセイなども読むことができます。詩に関する話題からそのほかの芸術の話題まで、さまざまなジャンルのエッセイを読むことができます。また現代詩のほかに、誌面では俳句や短歌の時評なども取り上げられています。現代詩に関する記事として誌面では、毎月発売されている詩人の作品集を批評するコーナーもあります。号によっては演劇など他ジャンルの芸術が特集されることもあります。

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